3月22日、
新大阪に向かう電車の中で、
12年前を思い出した。
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12年前のその日、
私は大阪にいて、
赤ちゃんとお別れするために
待っている時間を過ごしていた。
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破水してしまい、
まだ小さな体の赤ちゃんを諦める決意をして
死産した日だった。
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第一子は臨月で脳に障がいがあるとわかり、
第二子は切迫流産の末、死産した。
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心が空っぽになって、
抜け殻になって、
穴があいて、
自分を責めて、
運命を責めて、
神様を恨んだ。
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そのあと、すぐにお腹に来た長男。
一番頼りになる次男。
末っ子の保護犬くうちゃん。
12年間で出逢った様々な愛しい日々が
電車がトンネルを潜る中、
走馬灯みたいに私の頭に浮かんできた。
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12年前の私は、
ただただ悲しくて
多分、人生で一番泣いた。
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希空が無邪気に
「赤ちゃん可愛い」
と抱っこして、
病室の窓からシャボン玉が空に浮かんでいく様子を眺めていた。
12年後、同じ大阪にいることに意味を感じた。
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その日の私に言ってあげたい。
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大丈夫。
人生は続いていくよ。
時間が全てを解決し、
幸せもたくさんやってくるよ。
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3.11ツナグテのイベントで、
主催の島田 淳之介くんが話してた。
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終わりではじまり。
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この12年の中で感じた
悲しみや寂しさ、
悔しさや虚しさと
それ以上に
愛しくて、ありがたい
たくさんの出逢いや時間、
ご縁に改めて、
感謝した一日になりました🌈✨
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生きるってすごいんだ。
生きるって本当に尊い。
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《人生の設計図を思い出し、
自己受容を高める》
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よっしー&のりちゃん
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