〇アイドリングコーナー

 こんばんは。お久しぶりです。Seiji-loveです。今日は、東京でも雪が積もりました。暦の上では、昨日(4日)は立春を迎え春になりました。野球界は、2月1日から順次沖縄県・宮崎県を中心にキャンプインし球春到来しました。一野球ファンとしては、ワクワクが止まらない季節になりました。

  オフシーズンで、大きなニュースになったのは、佐々木朗希投手と球団の契約更改が難航したことです。本ブログでも度々述べていますが、ロッテファンです。ファンとしてこんなにドキドキしたオフシーズンは初めてでした。個人的に思ったのは、報道が過剰になりすぎていたと思います。契約更改のプロセスというのは、個人情報になるので少し報道を控えるべきだったと思います。佐々木投手側は、ポスティングでのメジャー挑戦を要求していました。過去4シーズン一度も24登板以上のローテーションを守れたことがありません。これを踏まえればメジャー挑戦は時期尚早だと思います。佐々木投手は、入団会見時に、「沢村賞を目指す」と言っていました。沢村賞は、    ハードルが高いのでポスティングの条件にする必要はないと思います。ただし、最多勝や最多奪三振などの個人タイトルを取って堂々と送り出してあげたいと思うシーズンオフでした。

 今夜のブログは、永田町最新分析です。1つ目は、最新ニュースです。2つ目は、施政方針演説を分析します。3つ目は、政治資金についてです。4つ目は、野党の動向と次期解散総選挙の時期についてです。今月からは、今月予定は編集後記・お知らせコーナーに組み込みます。

〇最新ニュース※令和6年2月5日時点(ウクライナ情勢について)

 このコーナーで久しぶりにウクライナ情勢を分析します。ウクライナのゼレンスキー大統領は、対ロシアの軍事作戦開始以来、指揮を執っていたザルジニー総司令官の解任を検討していることが分かりました。ウクライナ政府の狙いとしては、ウクライナ軍は善戦していますが、再来週で2年になるウクライナの軍事侵略を止められないことから解任するものと分析できます。ゼレンスキー氏の勝利ラインとしてあるのは、クリミアを含む奪還だと思うのでそれを見据えた人事になると思います。

 

〇施政方針演説分析

 第213通常国会は、1月26日から会期150日間の日程で開会しています。例年であれば、開会日に政府四演説(施政方針演説・外交演説・経済演説・財政演説)が行われますが、政治資金の問題関係の審議を衆参予算委員会でしたため、先週火曜日(29日)に衆参本会議で行われました。

 施政方針演説は、9章立てで構成され40分行われました。能登半島地震については、記者会見等で言っていたことをほぼ踏襲したと思います。大災害後初めての国会演説にしては不十分だと思います。今なお、避難者や行方不明者がいる中でメッセージを変えないというのは被災地軽視だと思います。

 私が注目したのは、憲法についてのパラグラフです。前回の臨時国会までは、「国会の発議に向け、これまで以上に積極的な議論が行われることを期待します」という一言でした。今国会では、その後に「あえて自民党総裁として申し上げれば、自分の総裁任期中に改正を実現したいとの思いに変わりはなく、議論を前進させるべく、最大限努力したいと考えています。今年は、条文案の具体化を進め、党派を超えた議論を加速してまいります」と続けました。施政方針演説は、行政演説と言われ総理総裁としてではなく総理として臨んでいます。そこにあえてと加えた意味は意義が大きいと思います。もちろん、賛否両論あると思いますが岸田総裁としての決意を国会で言うことは歴史的な演説だったと思います。今年9月までの国民投票を目指すのであれば遅くても5月までの発議が必要だと思います。今後の憲法論議に注目したいと思います。

 

〇政治資金について

 昨年末から続く、自民党5派閥による政治資金の不記載問題が続いています。施政方針演説でも、3番目に述べられていました。法改正等の制度論の議論が多いと思います。問題の本質は、裏金づくりの実態であると思います。奇しくも、この五年は広島県の河合杏里氏の選挙買収事件や木村弥生前江東区長の選挙買収事件があって、その原資は未だ解明できておらず裏金づくりと関係を疑わらざるを得ません。派閥解消ドミノも起きていますが、派閥が悪いのでなく集金機能や人事の斡旋が疑念の温床になっていますが派閥自体の議論ではなかったと思います。政策は、複数の議員が集まって作るべきだと私は思います。そういう観点で、派閥がなくなって政策立案機能に影響が出ないかが心配しています。

 

〇野党の動向と衆院解散の行方

 共産党は、23年ぶりに志位前委員長から田村委員長に委員長が交代しました。史上初の女性委員長でイメージ刷新する狙いが見えます。一方で、志位氏が議長に就き院政を敷いているようにも見えます。昨夜開票行われた京都市長選は松井氏に党が支援した福山氏が接戦の末負けました。田村委員長にとって、厳しい船出となりました。

 国会では、教育無償化を実現する会と日本維新の会が統一会派を組みました。両党は、合流も考えているとみられることから大きな分岐点になったと思います。

 

 最後に、衆院解散の行方についてです。6月解散・秋解散の2択だと思います。可能性としては、国賓訪米直後の解散もあるとは思いますが予算審議後に政治改革の法案も出すため通常国会中盤の解散はないと思います。6月の通常国会会期末解散の可能性があると思います。減税・骨太方針・政治改革が揃う時期のため、岸田首相が解散を打てるラストチャンスだと思います。秋解散のケースとしては、新総裁のご祝儀相場での解散だと思います。解散の分析は随時行います。

 

〇今月予定・お知らせコーナー~2月予定~

※時事通信社公式ホームページ等を基に作成

2月6日:23年家計調査・12月家計調査・23年毎月勤労統計調査・12月毎月勤労統計調査

2月7日:12月景気動向調査

2月8日:23年国際収支・12月国際収支

2月11日:第48回大相撲トーナメント

2月12日:国民民主党大会

2月13日:1月企業物価指数

2月15日:23年10月~12月期GDP速報値

月内:予算委員会公聴会

ブログ更新の予定

2月12日:seiji-loveビジネス

2月18日:社会を問う~日本の今後~

2月26日:お休み8