〇アイドリングコーナー

 こんばんは。Seiji-loveです。本来であれば、年始のご挨拶を毎年書いていましたが北陸地方を中心とした大地震等の社会情勢に伴いご挨拶は控えさせていただきます。今年もご愛読宜しくお願い申し上げます。

 冒頭、この度の令和6年能登半島地震でお亡くなりになられました皆様に衷心より哀悼の意を申し上げます。また、被災された方々にお見舞い申し上げます。翌2日は、羽田空港国内線ターミナルで起きた航空機の衝突事故で犠牲になりました海上保安庁の乗組員の皆様に対しても哀悼の意を申し上げます。新年早々暗いニュースが続き、私自身も心を痛めこのブログを書くにあたって書き出しをすごく迷いました。ネットにデマが相次いでいます。非常時であり、言語道断です。本ブログでの、ニュースは報道各社や関係機関を基にお伝えしています。最後になりましたが、被災地に一日でも早く日常生活が戻るようお祈り申し上げます。また、安否不明者の一刻も早い救出をお祈り申し上げます。

 今夜のブログは、2024年の政治を読むです。1つ目は、最新ニュースです。2つ目は、今月予定です。3つ目は、政治の展望です。

 

〇最新情報※令和6年1月4日時点(首相年頭記者会見について)

 岸田首相は、1月4日恒例の年頭記者会見を行いました。例年であれば、岸田首相や閣僚が三重県の伊勢神宮に参拝し伊勢神宮で記者会見を行います。しかし、今回は震災対応のため3年ぶりに首相官邸での記者会見となりました。会見では、令和6年能登半島地震の対応を中心に発言がありました。政治改革等については、「2024年の政治を読む」の所でお伝えしていこうと思います。私は、岸田首相の「令和になってから最大級の災害」という表現に注目しました。国のトップが令和という元号を用いて災害規模を言うのは異例でもあります。このフレーズが出たのは、北國新聞との質疑応答だったと思います。このフレーズを通じて、国民にも危機感を共有したかったのではないかと思います。発言内容ではありませんが、岸田首相を含めて官邸のスタッフが全員防災服である作業つなぎでした。私の記憶が正しければ、防災訓練等を除けば2011年の東日本大震災以来のことです。国民に伝えるメッセージが服装からも強く映ると思います。

 

〇今月予定

※時事通信社公式ホームページ等を基に作成

1月5日:与野党党首会談・12月景気動向指数・経済3団体新年祝賀会・経済3団体トップ会見

1月7日:高校女子サッカー決勝(ノエルビアスタジアム神戸)・ラグビー全国高校大会決勝(花園)

1月8日:サッカー全国高校選手権決勝(国立)

1月9日:11月家計調査・12月東京区部消費者物価指数

1月10日:11月毎月勤労統計調査速報

1月11日:日銀支店長会議・11月景気動向指数

1月12日:11月国際収支・12月景気ウォッチャー調査

1月13日:大学入学共通テスト(~14日)・台湾総統選挙投開票

1月14日:大相撲初場所(両国国技館・~28日)・大津市長選告示(~21日投開票)

1月15日:共産党大会(熱海・~18日)・軽井沢スキーバス事故8年

1月17日:阪神淡路大震災29年

1月19日:12月全国消費者物価指数

1月21日:京都市長選告示(~2月4日投開票)

月内:通常国会開会

 

〇2024年の政治を読む

 今回、次回は今年の政治・経済について分析レポートしたいと思います。今回は、政治についてです。今年の政治の焦点は、政治改革だと思います。今日の首相の年頭記者会見では、岸田首相(総裁)の直轄組織として自民党内に、政治刷新本部を来週立ち上げ、月内に中間とりまとめをすることを表明しました。新組織の実効性が疑問です。自民党には、既に党改革実行本部という幹事長をトップとする同じような会議体があります。違いがわかりません。必要であれば、政治資金規正法の改正もやると言いますが、今回の行為は法律側の不備ではなく議員の問題だと思います。それを法改正で対応することは、法治国家として説明がつかないと思います。確かに、会計責任者に全責任を負わせる法体系はいかがなものかと思います。

 政治改革も重要で、今年はやらなければならないと思います。一方で、能登半島地震の復興が重要だと思います。やはり、規模としても東日本大震災級の大災害であり復旧復興は財政的にも数兆円規模のお金がかかるかもしれません。私は、予算案の組み替えあるいは補正予算の提出も選択肢にしなければいけないと思います。

 最後に、政局についてです。秋解散が可能性が高いと思います。場合によっては、解散はないと思います。理由としては、能登半島地震が甚大かつ広範囲であり夏ごろまでは復興に重きを置く政局になると思います。秋に岸田首相の総裁任期が終わりますが、復興状況次第では特例延長もあると思います。また、復興にメドがついたら、政治改革関連法もおそらく出て国会も大荒れになると思います。能登半島地震の影響で、タイムスケジュールがずれ込むとは思います。いずれにしても、野党は一時休戦し実質オール与党で能登半島地震の復興に全力を挙げてこそ政治だと思います。

 

〇編集後記・お知らせコーナー

 編集後記はお休みさせていただきます。

1月8日:2024年の経済を読む

1月17日:社会を問う

1月22日・29日:お休み