7月に入って 父から「最近お母さんが弱って痩せて来たので出来れば顔を見に来て…」って電話が良く掛かって来る様になって来て居ました 

2年前 母が乳がんだと診断された後 気にして何度か行くと「自分達の生活があるのだから 何か困ったら電話するから…今まで通りの生活で」と言われ確かに 我が家には我が家の生活ペースがあるし 実家には実家の生活ペースがあるのだからと 心配ではあったけど着かず離れずの生活に戻しました

とは言え 80代近い老老介護…それでも 家に人が入る事を拒んで居た父ですが 自分が誤嚥性肺炎で緊急入学してからケースワーカーさんに心を開き 段々と人が来て母の手伝いをしてくれる事で何時もと同じ生活をして行ける事に納得 

娘よりケースワーカーさん達に相談して母との生活を続けて居ましたが そんな父が電話を掛けて来て「会いに来てほしい」って 

いよいよなのかな…と心の中で思いながら実家へ数週間前に会った母より 痩せて一回り小さく成って…それでも「何で来たの?」って 「近くまで来たから顔見に寄っただけ」と言うと「そぉ〜」って父は最近母の食欲が落ちて今まで通りに食べない事を とても気にして居ましたが 

正直ガンの積極的治療いやガンの治療はせず対処療法と疼痛管理だけを積極にする事を選んでから2年 2年生きて来られた事の方が奇跡の様です 

 でも まだ量は減っても食べる事は出来るしベットから降りて座って日中過して居るので…何か食べたい物無いの〜 食べた言って言ってくれると作りがいがあるんだけどなぁ〜と言うと「ん〜茶碗蒸しかなぁ…」と「分かった〜次来る時には茶碗蒸しね」と実家を後にしました帰りの車の中…今年の夏は越せないかな と思った事は内緒です