心が壊れた。


憎しみと悲しみと復讐だけで生きている私は


自分でもわかるくらいおかしい。




親しかった友人の存在が


頭からすっぽり消えていた事があった。


他の友人の話でやっと思い出した。




まともにつきあってくれる友人などもう存在しない。


人の目には異常に映る私の言動。


当たり前だ。



誹謗中傷は聞き飽きた。



相手は恐らく会社の女である。


女の家を突き止めるのはいろいろ方法がある。


会社の駐車場に止まっている車をチェックし


仕事が終わる時間に、一台ずつ尾行すればいい。


考えれば簡単だが、私には時間もあまりない。




しかし、今はそれしか思い浮かばない。


実行することにした。




何台か尾行したがそれらしい車はなかなか見つからなかった。


何台目かになんとなく気になった一台があった。


何度か尾行に失敗し、見失った。




いつまでこんなこと続けるんだ・・・


自分でも呆れていた。


しかしココまで来たらやるしかない。



次は見失った場所から尾行しよう。



毎日張り込みをするわけにもいかず


チェックする日もはずれたりして、


思うように探偵できない日が続いた。





絶対証拠を・・・って言う気持ちも


だんだん↓気味になってきた。


他に楽しめることを探してはいるが


なかなか気持ちがついて行かなかったりする。





考え込むと苛々したりはするが、


忘れている時は、結構普通でいれたりする。





自分の自由な時間がある時限定で探偵をやっていた。





もう数週間、龍二とは会っていない。


電話すらしていない。


堂々巡りの話し合いにしかならないので、話はしたくない。


次に会う時は証拠を掴んだ時だと決めている。


龍二は私が探偵をしているとは夢にも思っていないだろう。


私と会わない分、新しい女と会っているのだろう。






また今日もメールがきた。





[愛してる。会いたい]