言い合いをして帰った翌日から私は彼からの電話を拒否し続けた。


どうせ言い訳や、言い逃ればかりだから。。。




しかし、3日後・・・


メールが届いた。




[ごめんなさい]




見た瞬間、私は電話をしていた。


彼にはやっぱり私が必要なんだ。


もう、今までのことはどうでもいい。


これからは信じて行こう。




そう思ったからだ。




すぐに会いに来た彼は


小さくなって、謝罪の気持ちを押し出すべく


私に今まで以上に優しく接した。




「なにがごめんなの?」


「疑われるようなことしたから。」


「不安にさせてごめん」




嬉しかった。


幸せだった。




しかし、この時既に


崩壊は始まっていた・・・





「斉藤のり子ってだあれ?」



「会社の人!!」



「なんでドキドキついてんの?」



「向こうが勝手につけて送ってきた」



「どんな内容のメールだったの?」



「・・・・」



「なに?何のメールなのよ!」



「・・・CD・・・」



「なに?」



「CD貸してあげてたから、返すって・・・・」



「それで?」



「今日は家にいないからまたでいいって送った」



「会社の人なら会社で返せばいいやん!!」



「・・・知らない。向こうがそうメールしてきたから・・・」



「じゃあなんで受信メール消したのよ!なにもないなら消さなくていいんじゃん!」



「・・・勘ぐられるのがいやだったから・・・」



「本当は昨日その人と会ってたんでしょ!!」



「違う!!その人とは何もない!」



「斉藤さん、既婚なの?」



「・・・」



「どうなの???」



「・・・そう!」









その時の彼の表情を


今でも忘れられない・・・・





「昨日はどこ行ってたの?」


「実家にいたよ」


「じゃあなんで電話に出なかったの?」


「寝てたから気づかなかった」


「ふーん」





おかしいとは思ったが、 その日は一週間ぶりのデートの日で、


気まずいまま一緒にいるのもいやなので


その事は考えないようにした。




別れ際、


「あ、そうだ、携帯見せて」 と言ってみた。


「何を見る?」


怪訝な顔をしている。


「送信メール見せて」


素直に送信ボックスを見せてくれた。


「このフォルダ見せて」 一件だけメールがあった。







[件名] RE RE RE REドキドキ  [本文] またねパー