二番目というのは本当に楽だ。


一番目はいつも誰かにその座を奪われないかと


不安でしょうがない。




二番目、つまりセフレになった私は、


今、余裕で生活をしている。




一番目の存在を知っている。


しかも相手がどういう女か充分わかっている。




一番目の気配を感じながら


龍二と会うのはなんとなく


奥さんのいる人と付き合っている気分だ。




一番目の知らないところで彼と会う。


一番目が知らないだけ。


一番目が知らない彼を私だけが知っている。




不倫をしている女性はこんな気分なんだろうか。