出てきた女はやっぱり普通の主婦だった。


特別綺麗という訳でもなくごく普通の主婦。


顔を見ても正直あのビデオの女と同一人物かどうかわからなかった。



不思議そうに見つめるその人に言った。



「私・・・龍二と付き合ってるんですけど・・・」



「はぁ・・・あ、わかりました。」



認めた。


もしその時、知らないとシラを切られれば


そこで終わっていたかもしれない。



「ごめんなさい。全然あなたの事知らなかった。」


「あいつは私の事なんて言わないでしょうね。」


「ちょっと時間いただけますか?」



その人を私の車に乗せ、近くの喫茶店に行った。