ポラリスコアができるまで。肌タイプも季節の肌も幻想です。10年で9社の転職。

 

どんな化粧品会社に勤めていても

その会社のものが使えない。

 

※部分的な成分がいつもアレルギーでかゆくなるんですね。

 

そのもどかしさはあったものの

 

 

転職するたびに

 

‟もし私が化粧品を作ることがあったなら、この成分を入れよう”

 

 

そう思う成分の出逢いや

 

 

メーカーや販売員が

お客様のために網羅できない盲点

 

 

そして、

私が思う‟根源的な素肌美”の考え方が強まっていきました。

 

 

そんな時

 

ついに

 

それまで使えていた基礎化粧品も

 

メーカーのリニューアルにより

 

成分が変ってしまう事件が起きたのです。

 

 

これは私にとって

致命的な出来事でした。

 

 

ただでさえ

化粧品成分で使えないものが多いから

 

 

これだったらかゆくならないし

痛くもならないし使える!!

 

 

と思っていたのに

 

 

成分が変わるとなると

 

 

またゼロから新しいものを探さなければなりません。

 

 

私の肌は

 

 

例えば同じ成分であっても

 

 

ほんのわずかな配合の濃度の違いにも

 

すぐに‟反応”してしまうため、

 

 

そのかゆみに微妙に耐えながら

その赤味に微妙に耐えながら

 

 

化粧でカバーをして、、、

ということになるんですね。

 

 

なので、、

 

 

自分の願いは自分で叶えよう

 

 

私の肌に合うものがないのなら

 

 

自分で創ろう!

 

 

ついに、そう決心したのです。

 

 

けれど、

 

 

どうしたら化粧品ができるのか?わかりません。

 

 

巷では

起業する人も増えたことにより

 

 

‟手作り化粧水づくり”なるものもありますが

 

 

私のような不安定な肌の場合

 

内容成分の配合や

撹拌(かくはん※混ざり具合)が常に均一であり

 

細菌の混入などの安全性はもちろん

 

最小限の成分量で

最大限の防腐効果が発揮できかつ、

 

 

製品の安定性が保障されているもの

※手作りだと時間がたつごとの

内容成分の変質に気づけないため。

 

 

でないと

 

 

やはり不安があります。

 

 

そして、

 

 

たくさん転職する中や

化粧品開発セミナーで学んだ実態が

 

_________

 

化粧品はこだわらなければこだわらないだけ売れる

こだわると売れないしコストだけかかる

 

水をコンビニで売っている水で

作っている会社などもザラにある

 

どんなにいい成分と言っていようと

化粧品はうたい文句と広告で決まる

 

化粧品はほぼ水だからぼろもうけの商売だ

_________

 

 

という考えがあることが衝撃的で

 

 

でもこれが

本当のことなんだな、、、と切ない気持ちになり、、

 

 

だから私は

 

 

水にこだわりたい。

 

水にこだわってくれる想いに共感できる人がほしい。

 

こだわりにこだわり抜いたものが

人を幸せにする世の中にしたい。

 

そうでなければおかしい。

 

 

誰かいないだろうか、、、

 

 

そう思って過ごしていました。

 

 

そんなことをたまたま人に話した直後、

 

 

当時、

セラピスト養成を受けてくれた受講者さんから

 

 

こんな人を知っているよ!と

 

 

すぐにご紹介がいただけたのです。

 

 

それが、

今のスキンケア開発に携わってくれている

 

 

ピギーバックスの大川さんだったんです。

 

 

ご縁が繋がってすぐに

 

面談に行きました。

 

 

大川さん

 

 

化学者であり、

ご自身も化粧品会社を経営していますが

 

 

大手メーカーからも開発依頼が来るような方。

 

 

今は個人事業主の応援もしていて

 

 

想いをカタチにする、を

真正面から受け止めて下さる方です。

 

 

ただ、

 

 

誰からでも依頼があれば受けているわけではなく

 

_________

 

なぜ、

 

それを私がわざわざ作らなければならないのか

 

そこにはどんな想いがあるのか

 

すでに世の中にある商品ではダメな理由がなんなのか

 

どういう人に届けたいのか

 

_________

 

 

こういったところをとても重要視されています。

 

 

そうでなけれは

作ったところで尻つぼみになるだけだということも

 

 

プロとしてご存知だからこそです。

 

 

大川さんには

 

 

私が今まで感じてきた化粧品会社のこと

 

自分が肌で悩んできたこと

 

たくさん転職する中学習してきた

根本から美しくなるために重要だと思っていること

 

化粧品はほとんどが水なのだから、

水自体にチカラがあるものを創りたいこと

 

 

肌がキレイになるとどんなことが起こるのか

それをたくさんの人に体験してもらいたいこと

 

 

このような想いを伝え

 

 

共感してくださり

 

 

化粧品開発に協力してくださることになったのです。

 

 

→つづく

 

 

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