カメラのキタムラが決算で悪い数字が出たというニュースを見ました。
おまけに、系列企業であるPCデポでも、悪質なサービスが問題になったそうです。

ですが、カメラのキタムラ自体は、私にとっては潰れて欲しくない店舗のひとつです。

カメラのキタムラは、岡山のような田舎にでもいくつも店を出してくれています。中にはショッピングモールの中のスマホ販売やプリントが専門みたいな店もありますが、郊外にあるお店は大抵カメラの専門店です。

カメラの専門店で、そこらのスーパーやコンビニ感覚で出入りできて、新製品のカメラを買いもしないのにいじって帰れるお店というのはとても貴重です。しかもカメラの値段も、ネットに対抗するくらい安いことがほとんどです。今時カメラの店の個人店も珍しいですが、そんなお店にぶらっと入ってカメラをいじって帰るだなんて、ほぼ不可能です。

別に新製品のカメラに触るだけなら、家電量販店でも十分なんですよ。でも家電量販店というのはカメラだけを扱ってるわけじゃないので散漫なイメージがあるし、カメラの値段もネットに対抗する気がないくらい馬鹿高いのがほとんどです。そんなのだったら、実機には量販店で触って、実際に買うのはネットでってなっちゃいますよね。

やっぱりカメラのキタムラの、お客さんも店員さんもカメラが好きという感覚を共有してることは大切だと思いますね。そこの部分が独特の安心感にもつながっているし、「お店で買おう」という気にもさせられるってものです。

ちなみにカメラのキタムラの株主は、キャノン、ニコン、富士フィルムなどだそうです。
確かに、この三社のカメラは店でも扱いがいいような気がします。

まあそんなこんなはありますが、私としてはこれからもカメラのキタムラには、たまの休みにぶらっと立ち寄って、新製品のカメラをいじって、プリントを注文したりだとかついでにカメラのアクセサリを買って帰れるような、そんなお店であってほしいと願います。