夢小説☆ブログ

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「「行ってらっしゃいませ。景吾様、奏様」」


「おう。」


「・・・・・はい」


私の名前は跡部奏<あとべかなで>。

氷帝学園中等部に入学して、何ヶ月かたったころ。


「じゃあな、奏。」


「はい。お兄様」


今教室へと向かうため別れたのは私の兄である、跡部景吾お兄様。テニス部部長で、目立ちたがりで・・・。決して悪い人じゃない。それは確かだけど。


ガラガラガラー


「・・・・・・・・・・」


私が教室の扉を開けると、辺りは無言、そして無音に包まれる。

”跡部景吾の妹なのだから、妹も面白いやつなのだろう”

クラスメイトは最初はそのように思っていたらしい。

だが兄とは対照的に、私は目立つのが嫌いで、静かなタイプ。

面白くないとわかったクラスメイトたちは近寄らなくなった。


(跡部様の妹のくせに。地味だよね)

(あたしが妹になりたかった~)

(面白くねーよな。アイツ)


皆、私の名前を呼ばない。

跡部と呼んだら兄と勘違いされる、という。

名前も、親しくなりたくないから、といって呼ばない。


もううんざりだ。




続くかも。