蔵見学2013第7弾☆八海山さんへ | 酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

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酒サムライ、にいがた観光特使、きき酒師・日本酒学講師。新潟の女性日本酒コミュニティー「にいがた美醸(ビジョウ)」を主宰しています。

またまた雪深い地域へのお出かけとなりますが、好きなんですよー。お蔵さんの雪景色っ。伺った日は大雪でして、交通機関にも大きく乱れがありました。人数が少なかったということもありワタクシの自家用車(ボロい8人乗り)で伺いましたが、幸い新潟県内の北陸道や関越自動車道には通行止め区間は無く無事到着することが出来ました。勿論運転手はワタクシではございませんが(笑)。


さて、八海山さんは以前もお邪魔したことがあったのですが、昨年オープンした雪室や周辺施設に伺ってみたいと思い、2度目の蔵見学となりました。

(過去記事はこちらです→http://ameblo.jp/love-ricewine/entry-11414182219.html)



製造担当の方より浩和蔵へご案内いただきました。こちらでは全生産量の8割を造っておられるとのことで、主に本醸造や黄色ラベルのもの。


午前中で仕事を終わらせる釜場では、蒸したお米を食べさせていただきながら蒸しあがり具合についてのお話などなどお米に関することをお聞かせいただきました。




仕込みの際にあまりお米を溶かさないように造っておられるとのことや、全量酒米ということではないとのこと、使用するお米によっては「にぎやかな味」になってしまうので、それらを避けていることなど。









麹室の前で。麹や種麹を見せて頂く。麹はあまり白くしすぎると味がくどくなってしまうそう。



搾りの過程。酒粕が多いので高め圧力でしぼるとのこと。


幸せな試飲。むふふ。

試飲をさせていただきながら、「辛いばっかりではなく甘さもあるのが美味しいが、その甘さがいやらしくないことが大切」というお話をお聞きして、うーんなるほどぉ。っと深く頷いたのでした。



仕込みタンクが並ぶ。


今回の見学は2度目でしたが、やっぱり楽しい。蔵の方に接するというのは日本酒ファンとしてはとっても嬉しいこと♪♪


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さて、見学後は蔵を囲む施設「魚沼の里」にあるお蕎麦屋さん「長森」にてランチ(乱痴!?笑)でしたが、こちらもまた・・・最高の雰囲気でございますよぉ。ステキッ☆






お蕎麦の前に「やたら漬け」や「深雪鱒」天麩羅などなど、けしからんものを色々つまみながら八海山さんのお酒を楽しむ時間は至福(破廉恥の極み!?笑)としか言えません。




勿論最後のお蕎麦もとっても美味しくいただきました。



もうすっかり満足のワタクシども。しかし、しかしまだ楽しみが沢山ありました。


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ほろ酔いながら新しい施設「雪室」見学へ。










こちらの雪室では雪の冷気を利用して野菜など(勿論お酒も)を保存しておくということ。雪国ならではの方法といえましょう。




写真だと分かりづらいのですが、膨大な量の雪を見学通路から眺めることが出来ます。


また、雪室に併設してある「千年こうじや」には、美味しいものが沢山!!雑貨もめちゃくちゃお洒落ではないですか。八海山のお蔵の周囲「魚沼の里」はこのほかにもお菓子屋さんや資料館などなど楽しい施設が沢山で、1日居ても楽しいなーと思います。また季節ごとにあらゆる表情を見せてくれる素晴らしい自然環境があるので、季節ごとに遊びに行きたい場所です。








皆さんも是非!魚沼の里にお出かけしてみてくださいねっ♪

お世話してくださいました皆様、ありがとうございました!!!


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おまけ


帰りに八海山尊神社(私は「ハッカイシャンソンジンジャ」って言ってしまう・・・「新春シャンソンショー」じゃないんだからさ)に寄ってみましたが、見事に雪に埋もれており参拝はできませんでした。







雪景色に大人も童心に返るってものでしょう!!