女川町は、東日本大震災の時、津波の被害がとても大きかった地域です。
あちらの方が女川町を案内して下さいました。
少し高台のところに病院があります。
ここでも2mくらいの高さまでみるみる水に浸かってしまったそうです。
その高台から見下ろしたところは、今も工事の真っ最中です。
嵩上げをするか、それとも高い防波堤を作るかと、皆さんで協議した結果
やはり海が見える生活を選んだそうです。
その決断は、大変なものだったと思います。
高い堤防に囲まれてしまうと、本当に息苦しくなってしまうでしょうね。
最近、テレビのニュースでやっていた女川町の駅にも連れて行ってもらいました。
テレビでは、駅とその周辺を映していましたけど、
実は周りがまだ工事だらけの中、ポツンとある感じなんですよね。
けれど、その上にある学校へ通う子ども達が
立ち寄れる場所にもなってきたみたい。
ここら辺の子ども達は皆バスで通っていて、
歩いて学校へ通ったことがない子も多くいるそうです。
だってまだまだ危なくって、歩くことなんて出来ないんですよ。
また、三つの小学校が統合されたので、
遠い子どもは30分以上かけてバスで通っているらしい。
駅のそばには まだ全部お店が入っているわけではないけど
素敵な商業施設が駅前に出来ていました。
ダンボールで出来たランボルギーニならぬ、ダンボルギーニ。
すっごく美しいの。
いつも行列が出来るというマグロ丼のお店や、カラフルでとてもおしゃれなタイルのお店があって
お土産に色々なものを買いました。
次来る時は、ここがもっともっと人の集まる場所になって来るといいな~と思いました。