7月も半ばを迎え、どうも「梅雨明け」したようですね。例年であれば、「梅雨」は早く明けて欲しいなぁ~、と思うところですが、今年は炎天下続きの中の「雨」や「曇り」が酷暑を多少なりとも和らげてくれ、酷暑による疲労を緩和してくれていましたので、これが無くなって連日酷暑となると先が思いやられ、「梅雨」にすがりたくなっている今日この頃であります。
本題に入る前にタイネタを1つ。以前にも紹介したと思いますが、「ビザ無し入国での滞在期間が60日へ延長」されるという話。以前の紹介時にはこの施策の開始日がはっきりとしていませんでしたが、どうやら7月15日(月)から運用開始されることとなったようです。ちょっと対バーツの円安が厳しくて、長期滞在はできそうにありませんが、また円高の時が来たら考えたいと思います。本件の詳細について興味のある方は、以下をご参照くださいませ。
さて、本題であります。
あまりの暑さに耐えられず、北海道へ逃げた訳ではなく、いや、そういう面もあったとは思いますが、一口馬主で持っている3才未勝利馬が函館競馬場に出走するというのでこれを応援するために、また函館が地元の大学の先輩がタイミングよく帰省されているというので、一念発起して北海道遠征を企図した次第です。
ただ、週末競馬の出走馬が確定するのはその直前の木曜夕方なので、この時点を迎えるまではキャンセルの可能性もある訳ですが、それが確定してから遠征を手配するのでは莫大な出費を被る可能性がありますので、交通手段や宿は早めに手配しておかなければなりません。函館には競馬場の近くに空港がありりますので飛行機で行くのが一番楽で良いのですが、「函館便」は数も少なく、競馬開催の季節にはかなり込み合いますので、出発直前の便では高くて買えない、あるいは買えないのです。ということで、行きは昨年同様、新幹線を使うことにします。有り難いことに、「えきねっと」で購入した場合、取消しも千円程度の手数料の支払いで行うことができます。なお、昨年は「グランクラス」を使いましたが、今回はコスト削減で「普通指定席」となります。そして帰りは多くのバリエーションが使える新千歳空港からLCCを利用してさらにコスト削減です。ただし、こちらは取消不可なので、キャンセルとなった場合は運賃がドブに捨てられますが、その代わりお代は9000円程度で済みます。さらに宿は函館と札幌に各々ビジネスホテルを一泊ずつ、キャンセル無料の条件で予約します。なお、このプランにはネックとなる事が1つあります。それについては後程。結局、七夕の日曜午前中の出走が確定し、いざ北の大地へ!!
ということで土曜の朝、朝食は地元の「コメダ珈琲」でモーニングを頂いて上野駅10時51分発はやぶさ19号に乗り込みます。取り敢えず、終点の新函館北斗駅まで約4時間半の列車の旅となります。もちろん昼食に備えて、上野駅の売店でお弁当を買い込みます。
【コメダ珈琲のモーニング】
【はやぶさ19号】
【神戸のすきやきとステーキ弁当】
※ 食べる時に紐を引っ張って温める「あっちっち」式
土曜の午前中ということもあり仙台駅まではほぼ満席ですが、ここを過ぎると車内の空席も目立ってきます。終点の新函館北斗駅に着いたら、在来線の「函館本線快速はこだてライナー」に乗り換えて函館駅を目指します。
そしてほぼ1年ぶりに函館駅に到着。新函館北斗駅のホームでも感じたのですが、天候は曇りで風もそこそこ強かったので、やや肌寒さを感じます。最高気温は22度前後とのこと。関東の酷暑に比べると天国であります。
最近の函館はコナンブームとか。
少し駅ビル内を見学して歩いていると、美味しそうな香りを発しているお店がありましたので、函館グルメの手始めに頂いてみます。私は「イカとえびのハーフ&ハーフ」煎餅を頂きました。やはり焼きたては香ばしくて旨味が増しますね。
なお、駅ビルを出て左手に、昨年には無かった商業施設ができていましたので、こちらを少し覗いてからホテルに歩いて向かいます。この施設は「HAKOVIBA(ハコビバ)」というそうな。プチショッピングモールという感じですかね。
宿とお部屋はこちら。建物自体は古そうですが、改装が行われていて部屋などは綺麗でした。
予約時は「素泊まり」としましたが、ホテルまで歩いてみて、近隣に朝食を摂れるような場所がなかったので、追加で朝食をオーダーして夕食を摂りに再び札幌駅方面に向かいます。特に夕食を摂る場所を決めていなかったのですが、ホテルに行く際に駅近ビルの地下に「回転ずし屋」があって、昨年行きそびれていたのでこちらに向かいます。その名も「回転寿司 根室 花まる キラリス函館店」であります。なお、説明が遅れましたが、函館に帰省されている大学の先輩は、生憎この日は別に予定があるとのことでしたので、独りで食事を摂るに至っております。これも直前まで予定を確定できなかったことの災厄であります。災厄と言えば、早めにということで17時15分頃に当該回転寿司屋に着いたのですが、既に19組が入店待ちとなっており、食事に有り付くまでにさらに1時間を要したのでした。でも、美味い魚貝を頂けたので良しとします。
本日のおすすめを中心に頂いて参ります。
1時間待った甲斐あって、お腹も空いて来ていたので欲の向くままにオーダーしてしまいましたので、ほぼ満腹で退店となりました。「ほぼ」に留めたのは、この後にお楽しみがあるからであります。ホテルを予約する際には気が付かなかったのですが、チェックインしてみてこのホテルの良いサービスがあることに気付きました。まず「ウェルカムドリンク」としてフロント横にホットとアイスのコーヒー、各種ジュースのサーバーが置いてあり、自由に頂けるようになっています。私はフロント近くを通るたびに何かしらの飲み物を頂いて部屋へ戻ります。そしてさらに嬉しいことに、夜10時から「夜泣きそば」のサービスがあるとのこと。何処ぞの温浴施設を売りにしているホテルチェーンでもお世話になっていますが、まさかここでも恩恵に与れるとは…。しかも、こちらは自己調理、といっても大したことではなく、茹でてある麵を自分で湯掻いて、具を乗せてスープをかけて完成させるというもの。という事なので、具は乗せ放題ですし、多分2杯目も行けたのではないかと思います。私はそこまでお腹の余裕はありませんでしたが…。でも、割と美味しかったですよ。
【ウエルカムドリンクコーナー】
【夜泣きそば】
この後は、TVを観ながらウダウダして、小さい湯船にお湯を張り、これに浸かって体を癒し、早めに床に就きました。
翌朝は、午前6時半から朝食です。新鮮な魚類が多いのが特徴的で、料金は1000円でしたが追加しておいて正解でした。これを外の食堂で食べたら、この額には収まりませんからねぇ。おかずで「ミニいかめし」があったり、麻婆豆腐ならぬ「麻婆ホタテ」は面白いと思いました。勿論、「自己流ミニ海鮮丼」は具だくさんで大満足!!
競馬開催日の路面電車は激混みとなるので早めの出発を心掛け、ホテルの最寄駅ではなく、降車客が多い函館駅前まで歩いて行って、ここから乗車します。残念ながら、小雨模様でしたので、尚更早めにチェックアウト・出発をします。
愛馬の出走時刻は11時25分で、先輩とは当該レースのパドック時に合流することになっていましたので、10時頃に到着してからは、手荷物をクロークに預けて暫く競馬場探検で時間を潰します。いかにも「ローカル競馬場」といった雰囲気を満喫しました。
【パドックもこじんまりとして…】
【マスコットは新選組仕様】
競馬場に来ると必ず頂かずにはいられません。
先輩は、御実家が競馬場からは路面電車の駅で1駅と近いこともあり、ご両親と共に来場されたので、ご両親にご挨拶をしつつ、合流します。愛馬「カーモス」は、昨年夏のデビュー以来、なかなか体重が増えず、そのためなかなか強い調教が出来ず、デビューから2着、3着と惜敗を続けたものの、以降の成績は低迷しておりました。そうした非力な牝馬のため、雨で重くなる馬場は不得手としており、この日の雨降りも不安材料となりました。
馬体重は、短期放牧に出ていたにも関わらず、前走比-2kgと馬体を減らしており、そのせいか分かりませんが、パドックでも落ち着きがなくチャカチャカしており、雰囲気は宜しくない感じであります。枠順は有利な内枠に入ることができましたが、いかんせん重馬場なのでこちらのテンションも上がりません。
レースではスタートを上手く決めて先団に付けますが、重馬場の影響か分かりませんが、馬に前進気勢が見られず、道中、騎手が追いどおしにも関わらず、位置取りを少しずつ下げてしまいます。そんなこんなで直線に向いてからも伸びは無く、ただそのまま垂れることなくゴールインをしましたが、着順は1着馬から1.1秒差の10着に沈んでしまいました。今後は、このまま北海道に滞在して次の札幌開催で出走を目指すようですが、ちょっと初勝利は厳しいかな、という感じですかねぇ。関西厩舎所属のため、もしかしたら実際にレースを観るのはこれが最後となるかも知れません。そんな不安を裏切って、何とか頑張って欲しいものです。うーん。
先輩と少しだけ反省会をして競馬場から去ります。というのも、これから札幌に移動するのですが、冒頭でこの旅で「ネックとなる事」があると申し上げましたが、これが影響してきます。というのも、翌日午前中の新千歳空港発・成田行きの便に搭乗するためには、この日の夜は札幌に宿を取るほかなく、そのための函館から札幌までの移動に特急で4時間かかってしまうのです。なので13時31分発の「北斗13号」を予約していましたが、ちょっと競馬場を出て先輩と昼飯を摂る時間もなさそうなので、一緒に昼食を摂れない非礼を詫びて函館駅に向かいます。函館駅に着くと特急の出発までに4~50分の余裕があったので、駅ビルで、函館のラーメンと言えばこちら、「あじさい」で味彩塩ラーメンを頂きます。
食後は、改札に向かう途中でご当地飲料を自販機で購入して、「北斗13号」に乗り込みます。何せ4時間の長旅となりますのでグリーン車を確保しました。
札幌駅には定刻から3分程遅れて17時30分過ぎに到着しましたが、この時間なので駅ビルで夕食を摂ってからホテルにチェックインします。
【天馬 札幌ステラプレイス店】
【海の幸とたっぷり野菜のスープカレー、デザート&ドリンク付、ミニサラダ追加】
「よつ葉」のアンテナショップ【White Cosy】で本日のストレス解消
【東横INN 札幌駅北口】
なお、以降は特にイベントもないので、行動を画像のダイジェストでお送りします。
【ホテル朝食】…簡易に済ませます。食事場は満席のため、部屋へテイクアウト
【新千歳空港 北海道らーめん道場】
【弟子屈ラーメン 新千歳空港店】
【味噌コーンバターのせ&いくら丼(ミニ)】
【雪印パーラー ソフトクリーム】(ボーディングエリア内)
【ぼてぢゅう屋台 成田国際空港店】
【Priority Passを活用した昼食】(成田空港第3ターミナル)
旅の決定も直前でしたし、旅も慌ただしいものとなってしまい、しかも愛馬は惨敗と残念な結果でしたが、関東の酷暑を暫し忘れて美味いものをたくさん食べられたのは非常に幸運でした。この時期の北海道は、やっぱり良いですねぇ。
おしまい。
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