自分は30歳ごろから激しく無気力であった。無気力を無理に奮わせてきたわけだが、その結果が強い苛立ちや怒りっぽさに反映されていた。何もしたくないのにしなくちゃいけない、やるだけ無駄、終わりが見えない、頑張っても報われない…そういうのが原因だなあの頃は。…と、今ならその時の感覚がわかる。

最低賃金で3K作業、人様の勤務日をもらってまで働いてやっと文化的生活と言われる最低限の金額に届いたと思ったら税金と社会保険で削られる毎日(笑)…そんなの誰しも同じことなのだが、非常に虚しかった。頑張れる人はすごいなと本気で思っていた。

 

 

それから時が過ぎ、生活の基盤が「要介護を抱えた相方の家」に移動となる。

理由は、マンションの隣人が発狂してこちらのささやかな生活音にいちいち壁ドンクレームしてくるようになったからだ。他の部屋で上げる音すらこちらに擦り付けて怒鳴り込んでくるから、警察呼ぶか引っ越すかで引っ越しを選んだのだ。管理人は引き留めたが、隣家の人間を同じ棟の別部屋に引っ越しさせるから!と解決にならない提案を受けて引っ越すことにしたのだ。

 

そして相方の家に転がり込んだが要介のばあちゃんがいる。くたばっていられない。

生活費と引き換えに(笑)介護職経験がある自分がやることになった。終わりのない介護生活は何年で終わったかもう覚えてないけど、10年はなかったな。ばあちゃんが施設に入って介護が終わったと同時にリバウンドのようにド鬱がきた。

 

うまく言えないが、こうして書き出してみると神経が休まる時はなかったのかもしれない。嫌でも待って、これくらい普通に毎日こなしてる人はいるでしょ。

って、やっぱり思う。

 

そんなわけで、いつからかサプリだの医薬品だので無気力やメンタル疲弊、鬱に抗おうと必死でやってきたわけだよ。

 

 

しかし、季節・天気・睡眠時間・気温…あらゆる事象がメンタルをグズグズに崩壊させにくる。もちろん仕事があるときはちゃんと仕事している。やらざるを得ない。やらないと各種支払いができないじゃん?だから頑張るんだけど、無気力中の無気力だとLINEを開けたりメールボックスのいらないメールを削除する気力もないわけだ。

 

何が足りないのだろう。

セロトニンか!?ドーパミンか!?タンパク質!?いや、血糖値がずっと高いからか!?ノルアドレナリンか!?副腎疲労か!?全部じゃね!?……

あれこれ考えたが、医療機関にかかる余裕がないものだから何の診断もない。

自分でどうすることもできないからさ、結局手が届く範囲で足掻くしかないのよ。

 

そんなわけでiherb(コード:ARZ3588 良かったらどぞ)であれこれ買い集めたりして、日本じゃ到底無理なサプリを使ってこのぐうたらなメンタルを、やる気なく毎日惰眠をむさぼる脳髄を、どうにかして目を覚ましてガシガシ頑張れてたわずかな時期のように頑張ってくれよ!と鞭打つわけだけど、毎日1滴ずつ貯まったエネルギーを使うと一瞬でエンプティになるっていうトンデモ機能のせいで出来ることと出来ないことが出来てしまう。(日本語難しいw)

いわゆるなんつーの?あれ…えーと、あ、そうそう、スーパードクター!に診断と治療をお願いしたい。ホント。

 

ただ何て言うか…笑うし、飯食うし、鬱の波が来ることがわかるし、そんなの健康でしょ?気のせいでしょ?なまけでしょ?と言われたらそれまでなんだけど。。

 

ってかそれ言われそうで、お金に余裕があってもお医者さん行けないんだけど。。

自分のどこに問題があってどうすれば無気力と鬱的全身不快感を拭い去れるのか教えてほしい。とりあえずサインバルタのジェネリックはとてもよく効果を発揮してくれて、日々の無駄な苛立ちとはご無沙汰である。

 

が、サインバルタ60ですら無気力を直してはくれなかった。

無気力がなくなればヒトらしい生活ができるくらいに働けるのに。