みなさん、こんにちは!
しばらく、アメブロを放置してしまいました(汗)
みなさん、お変わりありませんか。
私は相変わらず元気で過ごしています。
先日、パソコンのメールを整理していたのですが、
そこで、友達との懐かしいメールを発見しました。
私は以前、アメリカのニューヨーク(NY)へ短期留学していました。
その時にやりとりをしていたメールのお話です。
約11年前のことです。
大変長くなります。
(お時間のある時に)是非読んでくれると嬉しいです♪
色々考えさせられたので、
是非みなさんにもシェアしたいと思います。
その内容を一部をお見せします
〈以下友達からのメールから引用〉
**********************
ニューヨークでの生活、とっても充実してそうで安心しました
気を害さないでほしいのだけど、
最近ね、アユミがほんとは耳が聞こえないっていうのを忘れてしまう時があるよ
そのアグレッシブさとか見習いたいです
健常者からみた偏見かもしれないけど、
「耳が聞こえないから○○できない」っていうイメージをことごとく覆すこだなって
今の私が躊躇してることが全部「言い訳」だなって感じます
「今の安定した毎日を壊したくないから」
「もしかしたらダメになるかもしれないから」
踏み出す勇気があるかどうかなんだね
死ぬ気になればなんでもできるよね
「人生の分岐」なんて大きな事じゃないけど、
私も自分の中で迷ってることを踏み出そうと思うよ
**********************
“「耳が聞こえないから○○できない」っていうイメージをことごとく覆す”
これは嬉しかったなぁ。
わたしは、こう返信していました。
〈メールの一部引用〉
**********************
全然、気を害すことなんてないよ^^
そう言ってくれてありがとう!
本当にやってみる勇気をもち、行動に移すと、
案外出来ちゃったりするもんだと思う。
まだ挑戦してないのに、
最初っから”無理”!って決め付けてしまうと、
もったいないなって思う。
NYでは、ゲイの人や様々な障害を持った人を多く見かけるけど、
それが違和感なく、溶け込んでいるよ。
例えば、ゲイは同性同士だけど、
ごく自然に手つないでいたりしているけど、
表情がとても生き生きしてるし、輝いているの。
私は感動してしまったよ。
だから、私も、勇気を出して、
心の中にある自分の殻を破って、
色々な経験をしていきたいと思う。
(以上)
**********************
私は何が言いたかったかというと、
LGBTQについて、です。
これについては、賛否両論あると思います。
私は、このメールを久しぶりに読んで、
「ニューヨーク」「ゲイ」「偏見」「踏み出す勇気」という言葉などに反応し、色々思い出しました。
これまでに行った国で、アメリカだけでなく、
オーストラリア、タイ等、色んな人がいたなぁ。
初めて見た時は、かなり衝撃を受けました!!
でも、これは、
私の中にある「固定観念」があるから、
パニックになるんですよね。
この「固定観念」を少しずつ外していくと、
いろんな世界、視野が更に広がりました。
価値観が変わりました。
私なんてまだまだだな、と思ったものです。
いろんな人がいるんだなぁ、って。
否定するのではなくて、
人として、その人と向き合うと、
全然、周りの人と少しも変わらないのです。
ま、障害有無関係なく、世の中変な人はいますけど(笑)
時代が変わって、いま、
日本で障害やLGBTQについて、広く認知されつつあると思います。
でも、LGBTQとは、どういう人たちの事なのか?
まだ正しい理解が広まっているとは言えないのが現状だと思います。
わたしの周りにLGBTQ当事者は数人います。
そう、たった、数えるほどしかいません。
おそらく、私たちが思っている以上に、
当事者はかなり居ると思う...。
本当の”自分”を隠しているんだろう。
「カミングアウトして嫌われたらどうしよう」となかなか言えず、
本当の自分を押し殺し、自分を偽って生きている人が多いんだろう...。
もし、私がそうだったら...と自分に置き換えてみます。
育った環境によるんだろうけど、とても生きにくいと感じました。
私は耳が聞こえない障害を持っていますが、
障害の種類は違うけれど、共通するものがあって、
私は100%とはいかないが、少しは理解できると思う。
私は、聞こえない人になりたくて、生まれてきたわけではない。
自分は『”普通”の人』になりたかった。
(「普通」という言葉は変ですが、当時の私はそう思っていました。)
『普通』に憧れていました。
だから、補聴器を見られるのもイヤだったし、
あまり声を出したくなかった過去がありました。
聞こえない事をバレたくなかったから...。
ホテルで接客業として働いていた時も、最初は声を出せず、
ずっと笑顔でごまかしていました。
だから、
世の中の「当たり前」が当たり前じゃなくて、
偏見なく、差別なく助け合える社会、
一人ひとりが自分らしく生きていける社会、
そんな世の中になれたら、いいな...
と、私はいつも思っています。
まだまだ偏見や差別が残っている社会、
友達の言う通り、
まずは「踏み出す勇気があるかどうか」で、
人生が決まるといっても過言ではないと思います。
改めて、この自分のお尻をペシッ!と叩いて、
これからも自信を持って、
笑顔でがんばらなくちゃ!と思いました。
懐かしいので、この事を友達にメールすると、
「今もあゆみのイメージは変わらないよ。
たまに本気で(耳が聞こえないことを)忘れて、電話しそうになるよ。」って(笑)
今でも繋がっていることもそうですが、
「耳が聞こえないことを忘れちゃう」っていうのが、
私はとても嬉しい!!(分かりますかね、このきもち?笑)
みんな違ってみんないい♡
あなたはあなたでいい♡
長々とすみませんでした
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます
おわり