あみぐるみを編んできて、もう6年くらいになります。
趣味として編んでいた期間が長く、体調の波が大きい私は、編み進んだり、何日も放置したりと、それはマイペースなものでした。
最初にあみぐるみに触れたのは、24年くらい前になります。
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病気になったこともあり、長いブランクがありました。「あみぐるみを本格的に趣味にしよう!」と思ってからは、片っ端から、いろんな作家さんの本を見て、作品を編み続けてきました。
運が良いことに、「作品の数」を編んできた私は、少しずつ上達をしてきたのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240623/11/love-peace117/51/4b/j/o0810108015454905140.jpg?caw=800)
現在、あみぐるみを仕事にしていますが、3ヶ月に1回くらい販売会があります。
そこに出品するために、ほぼ毎日、編んでいる訳です。
販売会で、いろんな人達にあみぐるみを買っていただいて、その後また編むということを繰り返しています。
もうすぐ4度目の販売会があります。
そんな中で、私が強く思うことは、『私のあみぐるみで、今の若い学生さん達の力になりたい!』ということです。
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青春は、もう遠い昔のことですが、私にはとてもつらかったです。
いじめや毒親による自己喪失によって、過酷な日々を過ごしていました。
学校で、友達の作り方もわからずに、いつも1人でいました。
無視といういじめは、寂しいというより、むなしかったです。
そんな我慢を強いられていた私は、あの頃出来なかった「友達との楽しい繋がり」が、今、埋め合わせをするように、欲しくなってしまったんです。
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あの頃の私が1番思っていたことは、「私も、友達の輪の中に入りたい」でした。
でも、そんな自由意思は許されないと、親との関係で刷り込まれていました。
今、この年になって、10代の頃のことばかり考えてしまいます。
コンプレックスの塊でつらかったし、自分を生きれてなかったです。
そんな華やかに見えるけど、実はつらくて複雑な青春を生きている今の若い学生さん達に、私のあみぐるみを届けたいです。
それによって彼女らが笑顔になってくれたり、癒されたりするのが、今の私の夢です。
若い人達に、あみぐるみにもっと親しんでもらいたいです。
実は、私は学生時代にクラスメイトから言われた言葉が、今でも忘れられません。
それは、「◯◯さんて、ノリが悪いよね!」「だから友達ができないんだよ!」です。
「私も楽しく会話したかった。一緒にふざけたりしたかった。」という思いが、今も残ったままです。
でも、どうしても楽しく関わる方法が、分からなかったんです。
最近、若い学生さんが、リュックやカバンに、大きなぬいぐるみなどのキーホルダーやボールチェーンなどをぶら下げて、歩いているのをよく見かけます。
その定位置に「私のあみぐるみはいかがですか!?」と、心の中でつぶやいてしまいます!
販売会のスタッフさんは、私のあみぐるみのことを、愛らしく、可愛く、人を笑顔にすると評価してくれています。
そんなあみぐるみの力は、使わない訳にはいきません。
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販売会は、平日のお昼間。
学生さんが買いに来ることはほとんど出来ない時間帯で、買っていただくのは、ご年配の方々が中心です。
もちろん、ご年配の方々に喜んでいただけて、私も嬉しいです。
ただ、なんとか工夫をして、学生さん達にも、私のあみぐるみをお届けしたいという夢を、いつか叶えたいと思っている次第であります。
学生さん達が、私のあみぐるみをリュックやカバンからぶら下げて、元気に歩いている姿を見てみたいです!
長文、読んでいただき、ありがとうございました。