人生っておもしろい。
だから映画もおもしろい。
生きるって何かなっていうことを映画をヒントに
書いていくブログですニコニコ

今回は「ボヘミアン・ラプソディー」


主演ラミ・マレック
ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門 主演男優賞
おめでとうございます!爆笑

そして全米映画俳優組合賞 主演男優賞受賞
アカデミー賞主演男優賞ノミネート!
英国アカデミー賞主演男優賞ノミネート!も
あわせておめでとう㊗️

ドラマ「ミスター・ロボット」から好きなのですが、
彼が個性的な役柄をする時はほんとに
冴え冴えとした存在感が素晴らしいです。
(このドラマでもノミネートされてましたね!)

「ボヘミアン・ラプソディー」は
年末年始の興行収入ランキングも1位で、
まだまた日本での人氣が高いです。

その理由は、いろいろあるけど、
・Queenの曲がとにかくよい。
・ストーリーが感動しやすい。
・Queenそのまんま!ファンもそうじゃなくても楽しめる。
・Live Aidというライブで話が終わる爽快感。
・過激な映像がなく、誰が見ても抵抗が少ない。
でしょうか。

そして
フレディの愛を求め愛を受け入れる姿。
がとてもよかったですお願い
ひとりの人間としての人と違う違和感や孤独から、
立ち直ろうとする。

悩んで時々「どうしようもなくクズになる」
(映画セリフ引用)時があるけど、
愛すべき存在でしたね。

主演ラミ・マレックもまた丁寧にそういった部分を
演じています。
彼の演技は愛に溢れてた!

彼のインタビュー記事では
「フレディは誰かに手の平でそっと包んでほしいと思っていたんじゃないか? と気づき、その思いなら自分もわかるし、彼の人間の複雑さにもがいているところから共通点を見出し、フレディと繋がっていきました」(シネマトゥデイ)

とあるように、「超人的なフレディ」(同インタビュー引用)ではない彼が抱えていたかもしれない、孤独や悩み、人と違う違和感に眼差しを向け表現しようとした思い。

それが、ラミ・マレックから愛が溢れる演技に
なっていたのかなと。 

誰もが持っていて無視したくなるような姿に
そっと光を当てたんですね。
好きな部分だけではなく、
影になる部分こそ、輝き出すんだと思います。

それは大きな力。
そこを演じ切ることも。
理解しないとしょうもない演技になる。

だけど、しょうもなくなかったですね。
たくさんの人が感動しました。
それは、演技がフレディそっくりだからだけではない、本質的な人間の喜びや孤独を表現したからだと
思います。

フレディを演じることの愛が彼自身の能力を
引き出したんだって、すごく感じました。

ラミ・マレックしかできない
フレディがそこにいる。

そして、逃げ出したい部分も愛し、表現するときに
人はその人が持ちうるすべてを出すことができるんだと学びました。 

映画でもフレディが自分の孤独から逃げ出し
短絡的な生活を送っていましたが、
彼の本当に望むもののために「家族」のもと
に戻ります。そして、得たかったものを得る。

だから、Live Aidでみんなが喜びに包まれ、
最高のステージになりますおねがい
最後の21分のライブ映像は歴史に残る!


ラミ・マレックって、不思議な存在感のある方で、
とても大きな瞳をしています。
俳優さんとして魅力の一つですね。

ふと微笑むときに、どこを見ているかわからない
深ーい眼差しを向けるときがあるんです。

映画はとても丁寧に映像を作るから、
それがとてもよくわかります。

まだ観ていない方も、もう一度観たい方も、
ぜひ、ラミ・マレックの眼差しに
ご注目くださいませ!