※今日のブログは、自分の記録のためと、このブログを読んでいる全ての方たちのため。胃捻転という病気で命を落とすいぬ(特に大型犬)が一頭でも減ればと思って記します。(長文と患部写真があります)
ブランが3月5日に胃捻転を起こし、緊急手術を受けました。
幸い、処置が早かったので、命を落とすことなく快方に向かっています。
以下思い出しながら時系列で記載。

3月5日(土)17:30
散歩から帰ってきて、玄関で水(お湯)を800mlくらいガブ飲みする。そのあと脚を洗っている時に様子がおかしくなる。下を向いて玄関をうろうろ。嘔吐する時の雰囲気。お座りするがすぐに立ち上がってうろうろを繰り返す。
18:00
「散歩後はゴハン」だが、様子がおかしいので少し様子見。でも少し落ち着いた感じがしたのでいつもの2/3量をあげる
18:15
部屋中を苦しそうにうろうろ悪心。少量の白泡の胃液を2回嘔吐。ゴハン食べたばかりなのにゴハンは出ない。おかしい。全身ぶるぶる震え始める。
すぐかかりつけの「長谷川動物病院」へ連絡。診療時間過ぎるが診てくれるとのことで急いで連れて行く。
19:00
診察とレントゲンの結果、胃拡張捻転の診断。経皮的胃穿刺で胃ガスの抜去するが好転せず、全身の震え(痙攣)がおさまらない。当日は別の手術中のため緊急手術対応できないとのことで、夜間救急病院の受診を勧められる。設備と診療実績から川口市の「どうぶつの総合病院」にそのまま向かう。
20:00
病院到着。各種検査とレントゲンから胃拡張捻転と再度診断。命の危険があるとのことで緊急手術を決断。


3月6日(日)0:00
緊急手術開始
01:30
手術終了。捻転した胃の整復と再発防止のため内壁への胃の固定を実施。胃壁や脾臓に重度の損傷や壊死は認められなかった。他の合併症も無し。ICUへ入院。

16:00
病院から連絡あり。術後の容態安定。歩行、排泄問題無し。
ただゴハンを食べない。熟睡しない。もう少し経過観察。退院は3日後位か。
3月7日(月)16:00
面会のため訪問。食べない寝ないのは合併症ではなく、入院ストレスによると判断されるため、仮退院となる。自宅でも食べない寝ない等の様子があれば即再入院を指図される。

自宅療養時(概ね2週間)の注意点:
・運動制限 散歩は排泄程度(5分くらい)走る飛び跳ねる厳禁 胃の固定が癒着前に剥がれてしまうので「伸び」「仰向けでのごろごろ」も厳禁
・幹部を舐めないように、目を離す時はエリカラを装着 同居犬が患部を舐めたり遊んだりしないように注意 目を離す時は必ず隔離する
・3月18日再診予約 状態確認と血液検査予定


発症してからすぐ受診できた事に加えて、長谷川動物病院で胃の中のガスを抜いてもらったおかげで時間稼ぎができて、手術までの間に胃や他の臓器が壊死するのが防げました。もう少し遅れたら手遅れになっていたところでした。
先生によれば、一度捻れた胃が自然に元に戻る事はなく、放っておけば確実に死ぬ病気。
ただ、処置が早ければ早いほど救命率も上がり、術後の経過も良好になるとの事。
家で様子を見ていて、歩けないくらいのショック状態になってから運ばれてくる子は、助けられないことが多いそうです。
また、一度胃捻転を起こすと、かなりの高確率で再発するそうで、それを防ぐために胃を内臓の内壁に縫って固定するのが有効。ブランも今回の手術で固定してもらっています。固定できれば再発率は10%以下に減少。
胃捻転という病気は知っていましたが、ゴハンを食べた後に走り回ったりした時に起こす稀な病気だと思っていました。そのため、食後は走り回ったりしないように注意していれば起こらないと。
実はそうではなく、胸の深い大型犬にはよく見られる病気で、救急病院では週に何例も緊急手術を行うメジャー疾患だったのです。
原因は様々だそうですが、主に「早食い」「がぶ飲み」そして「加齢」。
今回のことも、散歩から帰ってお湯をがぶ飲みしたのが主原因。
水をそんなにがぶ飲みすることは無いけど、脚洗いのためにボウルに汲んだ「お湯」は、いぬにとって美味しいらしく、1L近くもがぶ飲みしてしまったです。若い時は大丈夫だったけど、もうすぐ10歳になるブランの胃がそれに耐えられず、捻転を起こしてしまったのだろうなと思います。
とにかく、おかしいなと思ったら迷わず病院を受診する。これに尽きます。
今回たまたま土曜日で妻も私も在宅で、まだ動物病院がやっている時間で、最初の病院で適切な処置をしてもらったおかげでブランは助かりました。
それにしても、もう少し気をつけてあげていたら・・・。
がぶ飲みを止めず、様子がおかしいのにゴハンをあげてしまって更に苦しい思いをさせてしまいました。ごめんねブラン。

「おれももう若くねえってことだな」
このブログを読んでくださっている全ての方へ。
もし、少しでもいぬの様子がおかしくなったら、迷う事なく病院に連れて行ってあげてください。そのときのため、かかりつけの病院を持つ事と、近くの夜間救急病院を調べておいてください。
夜間救急はお金が心配?でも、いぬの命とお金どっちが大事か迷いませんよね?
大丈夫!うちもしばらく晩ごはんはカップラーメンですから♪