怖い。

 

 

一緒にいる時間が長くなるほど、怖くなってる。

 

 

私のいないところで私の話をされていたら嫌だなって思う。

 

 

何か違和感があるとか、引っかかるとか、そういう話。

 

 

それ以上、何があるわけでもないことはわかってる。

 

 

でも、それがすごく怖い。

 

 

ナニか自分の欠点がバレてしまうようで怖い。

いや、すでにバレてしまっているのではないかと思うと怖い。

 

 

わかってる。もうバレてるんだよね。

 

 

でも怖いんだもん。

 

 

「人に噂されるのが怖いんだね」

 

 

怖い!!!!

 

 

噂って独り歩きするじゃん。

 

 

私の知らないところでコトがどんどん大きくなっちゃって、

私がそれを知る頃にはもう私の言うことは信じてもらえなくて、

誤解されたまま人から嫌われたり、人が離れていってしまうのが怖い。

 

 

「そんなつもりで言ったんじゃない」

 

 

そういうことがあった。

 

 

私がポロッと言った一言を、ある子(Aさん)が自分への悪口だと受け取った。

そんなことは露知らず、いつの間にか私はAさんたちから

「Aさんの悪口を言った(嫌な)やつ」と指さされるようになっていた。

 

 

Aさんたちと鉢合わせれば、途端にクスクスニヤニヤ何かを話されたり、

すれ違いざまに悪口を言われたりすることもあった。

 

 

それがすごーーーく怖かった。

 

 

「そんなつもりで言ったんじゃない」

 

 

Aさんとはほぼ接点がなくて、弁明する機会があったかなかったか、

ちょっと記憶が定かでない。

 

 

Aさん本人への嫌悪感よりも、その周りにいた子たちへの嫌悪感の方が強い。

 

 

名前も知らない、何にも知らない、まったく接点のない人たちに

噂され、誤解され、嫌われ、それがすごく悲しかった。

 

 

私の知らないところで私の噂話をされていたらどうしよう、

怖い、嫌だなって思うのは、この経験が影響してるな。

 

 

あぁ、でも、ちょっと待てよ?

 

 

Aさんへの悪口のつもりで言ったんじゃないけど、

悪口ではあったから(笑)、余計に怖かったんだと思う。

 

 

相手が誰であれ、他人の悪口を言っていたのだから、

「他人の悪口を言うような嫌なやつ」っていうのは変わらない。

 

 

私は「他人の悪口を言うような嫌なやつ」

というのがバレてしまって、怖かった。

 

 

ということは、私の知らないところでナニか誤解されて

人から嫌われたりするのが怖いんじゃなくて、

私の知らないところで隠したい自分がバレてしまって

人から嫌われたりするのが怖いんだな。

 

 

うわぁ・・・・・・

 

 

嫌だもーーーーー(笑) それだわ(笑)

 

 

その人はすごく感覚の鋭い人だから、余計に、

一緒にいる時間が長くなるほどボロが出て、

私が気づかないうちに隠しておきたかった自分がバレてしまって、

嫌われたりするんじゃないかと思って怖くなってたんだな。

 

 

隠しておきたかった自分か。

 

 

昨日、頭のごちゃごちゃ心のぐちゃぐちゃを吐き出して(書き出して)いたとき、

「わたしばっかり我慢してる」っていうのが出てきた。

 

 

“わたしばっかり”とか言ってる時点でメンドクサイね(笑)

 

 

何を我慢しているの?

どうして我慢しているの?

我慢しなかったら、どうなりそうだと思っているの?

 

 

これらを問いかけて出てきたのが、

 

 

「言いたいことがあるのを我慢してる」だった。

 

 

どうして我慢しているかというと、

我慢しなかったら「ワガママなやつ」「メンドクサイやつ」

「世間知らず」「非常識」な自分がバレて嫌われると思ってるから。

 

 

私の言いたいことなんてね、

駄々こねてる子どもみたいなことばっかなんだよ(笑)

 

 

「そんな駄々っ子みたいなこと、言っちゃダメ」にとどまらず、

「そんな駄々っ子みたいなこと、思っちゃダメ」とまで思ってたね。

 

 

思っちゃダメと思えば思うほど、思っちゃうやつ。

 

 

そんな駄々っ子みたいな、ワガママで、メンドクサくて、

世間知らずで、非常識な自分を隠しておきたかったなー。

 

 

あと、すぐ拗ねる自分。

欲しがってばっかりの自分。なのに、受け取れない自分。

まじで子ども(笑)

 

 

他人にバレないように隠しておいたつもりだったけど、

自分が目を背けていただけだった。

 

 

どんなにワガママでも、メンドクサくても、世間知らずでも、

非常識でも、しょーもない拗ねでも、欲しがりでも、

私だけはそのまま共感してあげられたらよかった。

 

 

他人に人が集まる様子を見ては拗ねていたけど、

それはそのまま、

私が自分から目を背けていたことの表れだったんだなぁ。

 

 

現実の私 「私には関心がないんだな」

内側の私 「私には関心がないんだな」

 

 

自分の素直な気持ちにそのまま共感してあげるって難しい。

「そうだね」ってただ受け止めてあげるって難しい。

 

 

ついつい、「でも、〇〇してくれたし」とか

「何か事情があったんだろう」とか考えちゃって打ち消しちゃう。

 

 

ワガママで、メンドクサくて、世間知らずで、非常識で、

すぐ拗ねて、欲しがりの自分を受け止める。目を背けない。

 

 

いま、まずは頭で理解できたから、

今度は実際にその感覚が掴めたら、また記事にしようと思う。

 

 

今日はここまで。