帰省した時は、上膳据膳でマッタリとします。
私たちが帰省した翌朝、外出先から帰宅した母が
「近所の○○さんからもらったのよ」とゴソゴソと
鞄の中から取り出したるものは、瀬戸内の大きな鯛です!
それも2匹も!
鯛ってもらえるものなの???・・・ビックリです。
早速、夕食は焼いた鯛を主人とわたし1匹づつ食し、
両親に半分食べる?と聞いたら、
「どうぞ。私たちはいつでも食べれるから」
ひょ~っ。いつでも食べられるって~!?
これが瀬戸内海に住む醍醐味です。
「鯛を、白ごはん替わりにして、食べたのは生まれて初めて!」と喜ぶ主人。
お寿司までありつけません。
今回は、私の島「生口島(いくちじま)」 通称「瀬戸田」についてです。
今更ながら、wikipediaを見てみると、
生口島の地名の由来には諸説あるが、
島そのものが「神の島」といわれ、神を祀っている島。
神をいつき奉る島の「いつき」が「いくち」に変化したとする説。
今から千八百余年前ごろ、邪馬台国が魏に朝貢として
生口 (特別な技能を持っている者・集団など)を贈っていた。
その生口が駐留していた島であったとする説などがある。
どの説も全く知りませんでした。
さて、この島は、あの平山郁夫画伯が生まれた場所で、
近所に?「平山郁夫美術館 」があります。
平山郁夫氏は、2年前に他界されましたが、
息を引き取られた時に入院されたいた病院が聖路加病院。
ちょうど、聖路加タワー内で勤務していた私は、
瀬戸田出身者で、ご遺族以外では、私が一番近くにいるかも・・・と、
どうでもいいことを思ったりしました。
そして、この島には、人工のサンセットビーチがあり、
夏は海水浴で賑わいます。
昔はなかったビーチで、観光地のひとつのようです。
私の幼少期は、海水を引き入れた大型プールで泳いでいました。
名前と電話番号を書いた蒲鉾板をプールの札にかけ、
帰るときに持ち帰ります。
プール終了後もこの板だけが残っていると、監視員のおにいさんたちが
プールの中をくまなく探し、自宅に電話して帰宅しているか確認してくれます。
別名「いのち綱」
よく電話、いただきました・・・(汗)
海水なので、プールにはいつもワカメが浮いていましたね。^^;
遠くにぽっかり浮かんだ島が見えます。
半分広島県で、半分は愛媛県。
NHK「ひょっこり ひょうたん島」のモデルになった島です。
もちろん、無人島です。