22日夜、那須野が原ハーモニーホール で、

小山実稚恵 さんのピアノリサイタルがありました。


姪っ子のピアノ合宿中に、小山実稚恵さんのリサイタルがあるなんて、

最高のイベントです。


小山実稚恵さんといえば・・・、

世界最高峰のコンクール「ショパン国際ピアノコンクール(第4位)」と

「チャイコフスキー国際コンクール(第3位)」の

2大コンクールに入賞した唯一人の日本人ピアニスト。

昨年のショパン生誕200周年が開催された

「第16回ショパン国際コンクール」では、

日本代表の審査員として招聘されたすごい方♪



那須高原で★うんと幸せ・・・metiluxのブログ

(那須野が原ハーモニーホールHPよりご拝借)


リサイタルの前日には、「前夜祭」があり、今回のピアノプログラムの魅力を

わかりやすく説明てくださいました。

且つ、リサイタル曲のサワリや、リサイタルでは演奏しない曲も演奏。

やわらかい音色、激しい曲では迫力のあるタッチ。

すべての曲に魅了され、翌日のリサイタルがより一層楽しみになりました。


「ショパン」「ドビュッシー」「ラフマニノフ」の3人の作曲家の共通する

作品が「24の変奏曲」なんだそうです。

今回のプログラムは、その3人の前奏曲数曲を堪能させていただきました♪


「もし寝ちゃったら、♪子犬のワルツ♪のときは絶対起こしてね!」と

姪っ子に念を押されたものの、彼女は日中の遊び疲れからくる

眠気と戦いながらも聴き続け、一方、

私が、ラフマニホフの曲集で、静かに眠りに入ってしいました。

「子犬のワルツ」は、アンコールでも演奏してくださったので、

2回も聴け、普段聞くスピードよりも速いため、姪っ子は、

何度も双眼鏡を覗いて、タッチにみとれていました。


小山実稚恵さんを語る何かのサイトに、

単にテクニックを究めるのでは無く、

ピアノへの愛があふれた多彩な色合いや香り、

そして温感までもを感じさせるのが、

小山さんのピアノスタイルです。

と書かれていました。


まさにまさに、演奏前には、ピアノの神様が、

小山実稚恵さんに舞い降りてくる感じ。

ピアノの奥深さを幅広く引出し、聴衆を魅了し、ただただ感動でした。

演奏後の素敵な笑顔。

演奏者が楽しく演奏されるから、聴衆者も楽しく、

幸せな気持ちになるのかもしれません。


近々、昨年のショパンコンクールで優勝された

「ユリアナ・アヴディエヴァ(ロシア)」も来日。

栃木県総合文化センターでリサイタルがあるとか。


いい音楽を、生で聞けることは、本当に幸せなことです