大津事件記念日
1891(明治24)年のこの日、滋賀県大津で、来日中のロシアのニコライ皇太子が、沿道警備中の巡査津田三蔵に切りつけられる「大津事件」が発生した。
政府は、日露関係の悪化を恐れ、天皇自らが軽傷の皇太子を見舞い、犯人に、刑法116条「天皇、三后、皇太子に対し危害を加え、また加えんとしたものは死刑に処す」という「大逆罪」を適用しようとした。しかし大審院の児島惟謙院長は、「刑法に外国皇族に関する規定はない」とし、普通人に対する謀殺未遂罪を適用して無期徒刑の判決を下した。これにより司法の独立が守られ、国際的には日本の司法権に対する信頼を高めることとなった。
また、1993(平成5)年、ロシア皇帝のものと思われる墓の鑑定に使う為に、この時手当てをした布から皇太子のDNAが採取されたが、サンプルが少なすぎて役には立たなかったようである。
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