母は
私達が虐待を受けていた時
どんな気持ちだったのだろう
どうして助けて
くれなかったのだろう
今でも
とても疑問に思う
我が子が
実の母親から
あんなに酷い目に
あわされているというのに
何故止めてくれなかったのか
何故私達を連れて
家を出てくれなかったのか
私は
このブログを書くにあたって
姉から
「お母さんの事でもあるし
ブログを書く前にお母さんに
一言言っておいた方がいいんじゃない?」
そう言われて
ブログを書き始めて
すぐに母にブログの事を伝えに行った
母はその時
初めて私に
「1つだけ心残りなのは2人を
助けてあげられなかった事」
そして
「私に力がなかったから。。。」
と
涙を流しながら言った
母がその事を
後悔している事は
わかった
だけど
私の中で
少し残念な気持ちが湧いた
「力がなかった」
???
あー。この人はきっと
何も自分の事を
わかってはいない
確信できた
当時の母は
まだ若く
一家の大黒柱として
バリバリ働いていた
私達を1人で
育てて行く事は
十分にできた
虐待が本格的に始まった頃
私は2年生
姉は4年生
もし母が夜の仕事を
辞めれなかったとしても
2人で留守番くらいはできる
生活がめちゃくちゃに
なったとしても
私達はきっと
その方が幸せだった
私や姉からしてみれば
母は
力が無かったのではなく
勇気が無かっただけ
祖母から逃げる勇気
3人で生活していく勇気
そもそも
勇気があるとかないとかの
問題ではないのかもしれない
祖母がいなければ
自分は何もできないと
思い込み
娘より母親を優先しただけ
私には
「力がなかった」と
いう言葉が
少し言い訳に聞こえた