祖母は
とても
神経質で
厳しい人だった
考え方にも
物凄く偏りがあった
もちろん
躾という点に関しては
大人になってから
生きた事は沢山ある
だけど祖母の
圧みたいなものは
母に引き取られてから
ずっと感じていたし
私達が祖母に
何かを意見する事
自分の気持ちを言う事は
自然と
無かった
というか
言えないが
正解だったかもしれない
母も含めた
私達3人共
それが当たり前だと
思っていたし
祖母の言う事は
絶対の様な
雰囲気は
いつもあった
きっと姉も
同じ事を感じたんじゃないかと思う
この家に来た
瞬間から
いや
祖母に会った
瞬間から
何か
祖母に対して
威圧感の様なものを
私は感じていた
それは
父方の祖父母に
感じていた
優しい
おじいちゃん、おばあちゃん
とは
全く違う感覚だった
もちろん
母親同然の役割を
していてくれたから
普通のおばあちゃんとは
違うにしても
この人に
逆らってはいけない
という
雰囲気を自然と
感じさせる人だった。。。