私がユーチューバー、ヒカルさんの動画を初めて見たのは、2022年8月です。
同年4月に、山口県阿武町で新型コロナ臨時給付金4630万円の誤送金事件がありました。誤って振り込まれたお金を、当時24歳だった田口翔君がオンラインカジノで使ってしまったのです。
約4300万円はカジノの決済代行業者から阿武町に返還されましたが、残りの340万円は、田口君の弁護士から依頼を受けたヒカルさんが、田口君側に貸与したとのことでした。
ヒカルさんは大手マスコミを差し置いて、保釈直後の田口君の独占インタビューをYouTubeで配信しました。これが私が初めて見た動画で、現在は565万回再生されています。
動画内でヒカルさんは、「自分は聖人君子ではない。注目を集められるから引き受けた。」と話していましたが、田口君が更生できるように、自分の関わる会社に雇い入れ、仕事も覚えられるようにお膳立てしていました。
自身も過去の行動が批判を浴びて逆境に立たされた経験があるので、「人は失敗しても頑張れば取り戻せる」と、田口君を応援していました。
私はその姿勢に感銘を受けて、当時ヒカルさんが書いた「心配すんな。全部上手くいく。」を買って読み、以降も彼の行動に注目してきました。
向上心が強くポジティブなヒカルさんは、現在更に輝きを増しています。
今回ブログで取り上げたくなったのは、ヒカルさんの「冗談抜きで旨い馬刺し」をプロデュースした会社で、執行猶予判決を受けた田口君が現在も働いていて、サイトの作成などをしていると聞いたからです。
ヒカルさんのビジネスセンスは抜群ですが、その根底には、いつも「愛」があると感じます。そして彼のYouTubeには、毎回このように心を動かされるストーリーが溢れています。
これからもヒカルさんの物語を、楽しみながら見守っていきたいと思っています。