夕食は、ライブ感のあるカウンター席でいただきました。
有馬温泉を愛した太閤秀吉に因んで「ねね様の休日」と名付けられた夕食には、フカヒレ、鮑、伊勢海老、神戸牛、松茸、雲丹、キャビアなど、厳選された素材が使われていました。
器についたコードをタブレットで読み込むと動画と音楽が流れたり、綿菓子の砂糖に割下をかけてすき焼きを作ったり、目の前で削った鰹節からサイフォンで出汁をとったり、六甲牛乳を一瞬でアイスにしたりというパフォーマンスは、見ていて楽しかったです。
ただ、出汁の味はぼやけていて、アイスもそれ自体の味は普通だったので、かつて料理の鉄人を負かした勲章料理人の立ち上げた料理旅館だと期待し過ぎて行くと、少し物足りないかもしれません。
このような劇場型のサービスは映えるので、テレビ受けするだろうなとは思いました。