夕食は本館の「ル シェーヌ」でいただくのですが、食前酒とアミューズを、宿泊者専用プライベートバー「マデイラ」で味わってから、ダイニングへ移動するという手順でした。
バーはアルコールが中心で、滞在中に行くことは無いと思っていたので、ここでも食事を楽しめたのは、嬉しいサプライズになりました。
ノンアルコールのスパークリングと、ブルーベリーと生ハムの入ったシューをいただきながら、生きたオマール海老の食材プレゼンを受けて、ダイニングへ向かいました。
ドリンクは香りが好きなので、ノンアルコールのロイヤルブルーティーを選びました。
淡路島産玉葱と京都産もち豚を使ったキッシュは、甘くてとろけるようでした。
本マグロのラタトゥイユ、淡路島産の鱧と賀茂茄子の後に、2種のソースでいただく活けオマール海老が供されました。身がしまって味わい深く、感謝の気持ちでいただきました。
よつぼしを使った苺シャーベットのお口直しが終わると、メインの京丹波黒毛和牛フィレのフランパージュのプレゼンが始まり、ブランデーの炎が上がりました。
お肉は中央の部分だけを切り分け、サマートリュフと一緒に出されて、本当に美味しかったです。
フロマージュは、「ブリアサヴァランプチ」というソフトなチーズでした。
カカオのアヴァンデセールと、サバイヨンのグランデセールがあったのですが、夢見心地のあまり、メインのデザートの写真を撮り忘れてしまいました。
お茶はカーネーションの花茶を選び、小菓子はチョコマカロンとアップルミントのメレンゲでした。
こちらのレストランでは過去に何度か食事したことがありますが、これまでで一番記憶に残るような、素晴らしい時間を楽しむことができました。