6月に突入し、いよいよメンバー全員卒業が迫ったKNUのメンバーインタビュー。

今回はKNUの末っ子・しおりんこと東條詩織のインタビューをお届けする。

このインタビュー企画も残りわずか!心して読んで頂きたい。


──KNU卒業が決まったときの気持ちは?

ついにきた!って感じでしたね。年齢的にも上のメンバーがいたので、そのメンバーが辞めたときに私も後を追って辞めようとか考えてたんです。だから遂にそのときがきたんだなって。でも自分が想像してたよりも早かったですね。自分的にはもっといけるって思ってたし、KNUはこんなもんじゃないって気持ちでやっていたので、ここで終わるのは残念です。

──KNUに入ったきっかけを教えてください。

2011年の9月に加入しました。その前の月ぐらいに初めて見学しに行って、翌月にはデビューだったので早かったです。覚える曲は「YAKUSOKU」だけだったんで楽でしたけど。加入のきっかけはKNUに入るまでグラビアや撮影会などをやってたんです。その後に高校生になって忍者をコンセプトにしたアイドルグループに入ってたんですけど、そこを高一の冬に辞めたんですね。学校終わりに毎日新宿までレッスンに通って、週末はライブみたいなのをずっと続けててシンドくなって。で、当時はアイドルというよりも演劇をやりたくて、あんまりアイドルにはこだわってなかった中で、KNUに入らないか?と声をかけて頂いて加入しました。当時は舞台をやるための踏み台でアイドルをやるぐらいの感覚でしたね。それなのに7年もやるなんてって感じです笑

──ではその7年間のアイドル人生はどうでしたか?

やってよかったなって思いますね。高校2年生から20代前半までの貴重な時間をKNUに捧げてきたので、青春ですよね。普通の高校生や一般人だったら経験できないようなことをたくさん経験させて頂いたので本当にありがたいです。

──KNUで活動してて一番よかったことはなんですか?

コンプレックスが自信になったことですね。やっぱり思春期的には巨乳っていうのはコンプレックスでしかなかったんですよ。大きくなり始めたのは中1ぐらいのときで、おっぱい星人!とか呼ばれたりしてイヤでイヤで。でもそれがあったからKNUに入れたんだし、アイドル活動をするきっかけになったんだから、いまとなってはよかったですね。

──よかった思い出などはありますか?

TIFですね。2012年の白衣装のときです。初めてあんなに大きなイベントに出させてもらったのは思い出深いですね。あのときは 私は18歳の高校生で、KNUの最後の出番がZeppのホットステージで、出番時間が遅くて出られないかも?って言われてたんで、それも印象的でした。Zeppなんてなかなか立てるステージじゃなかったから絶対出たい!って思って、なんとか出れることになったからよかったです。そのときに「私、芸能の仕事やってる!」って思いましたね。あんなにたくさんの人の前でパフォーマンスして、あんなに大きなステージは私私1人の力では決して立てる場所じゃないんで。だからKNUに入ってよかったなって思いました。でもその翌々年のTIFには出れなかったんですよ。あれはショックだったし悔しかったです。正直、あのときのKNUってバタバタしてたし、実際ガタガタだった時期でもあるんで、仕方なかったんですけど、それまで出ていたTIFに出れなかったことでアイドルとして認められてないんだ、KNUって必要とされてないんだって思ってしまって、落ち込みました。なのでよかった思い出もTIFだしイヤだった思い出もTIFですね。





──他にも何か印象に残ってることってありますか?

自分が初めてメンバーとして認められたって感じた1stワンマンですね。それまでのKNUって誰がメンバーで誰がメンバーじゃないのかわからないぐらい入れ替わりが激しかったし、メンバー全員が揃うのが珍しいぐらいで不安定だったんですけど、1stワンマンをやるって決まってからはメンバー全員でひとつの目標に向かって頑張っていく中で、やっと私もKNUのメンバーの1人なんだって自覚というか認められた感覚があったんです。衣装をみんなで作ったり、セットリストやカバー曲も自分たちで考えてあれこれ試行錯誤して練習したり。「START!」が初披露だったんですけど、直前に振りが大幅に変わったり、のいちいが事故で、かおるんが病気でライブ出れなくなったりとライブ当日までバタバタでしたね。初めてのワンマンてだけでも大変なのに、それに加えていろいろな事件が重なって・・・。ホントに大変だったけど、それがあったからこその連帯感もあったし。そして当時のKNUは定期公演もやってなかったので、あのワンマンは目の前にいるみんなはKNUだけを目当てに、KNUだけを見に来てくれてるんだ、と求められてる感を体感して、さらにフロアに入りきらなくて外まで溢れてたって聞いたのも嬉しくて、もっと大きくなりたい!って思いましたね。そんなこんながあり、あの1stワンマンはいまも強く印象に残ってます。あと生誕ライブも思い出深いですね。自分がやりたいことを全て叶えてもらったことと、自分のファンじゃない人も私の生誕Tシャツを着てくれたりおめでとうって言ってくれたり、本当に幸せな時間でした。でも逆に私の生誕はかなさんとまりーなさんに挟まれてたから、集客やクオリティの面でプレッシャーもありました。私がそうやって不安に感じてた部分と同時に私のファンであるおちりーずの面々も違った部分で戦ってくれてたし、凄く頑張ってくれてたのを知ったので、そこの絆は深まりましたね。推しじゃない人たちが私のために集まってくれたことも嬉しかったです。その前の年に河口湖でライブやったときに最後のステージで、そこにいた全部の人、KNUのファンじゃない人たちにも声かけて青いサイリウムを配って、最後の曲で光らせてくださいってやってくれて。その現場の人たちみんなが青サイを振ってくれた光景は忘れられません。私のことを知らない人もそうやって協力してくれてオタクって優しいな、って思いました笑。





──では最後に残り少ないKNUでの活動をどう過ごしていきたいですか?

いまいる人たちを満足させるライブを心がけたいですね。私たちの姿を目に焼き付けて欲しいし、KNUってよかったね、終わっちゃうの惜しいねって思われたいです。そういった意味ではもう一度改めてKNU自慢の楽曲たちを聴き直して冷静に歌詞の内容とかも考えながら曲を表現したいって思ってます。そしてライブを自分が楽しめばバスターのみんなも楽しんでくれるって思ってるので、私が全力でライブを楽しみたいし、KNUの煽り担当としてこれからもめっちゃ煽っていきたいです。そしてあんまり最後ってことを考えないようにして、その場のライブを1つずつやりきっていきたいですね。








【ラストワンマンライブ】
「~ALL MEMBER GRADUATION~
  8年間本当にありがとうごさいました。」

新宿BLAZE
6月24日(日)開場16:00 開演17:00 
前売¥3000 当日¥3500(+1D)

KNUのメンバー全員卒業&活動休止のラストワンマンです。
このアイドル激戦区東京の街で8年間続けてきた誇りを胸に、
これまでの経験を活かし精一杯最大限の力と胸を振りまくり、
最後に最高のお祭りにしたいと思っております!
どうか見届けて下さい!!
この日、新宿BLAZEに来てくれた皆さんの笑顔と声援が、
メンバーにとって最高の「卒業証書」となります。
なにとぞ6月24日(日)はKNUにお時間を頂けたら幸いです。




●●KNUライブスケジュール●●

6/6 (水) GIROPPON DE 揺らさ NIGHT!@moeph-tokyo
6/7 (木) GIROPPON DE 揺らさ NIGHT!@moeph-tokyo
6/9 (土) 名古屋遠征
6/10(日) 名古屋遠征
6/12(火) 無料サイン会@ミューズ音楽院(代々木)
6/19(火) ライブ予定@morph-tokyo
6/21(木) 秋葉原単独定期公演@Twinbox Akihabara



※各イベントの詳細はKNUオフィシャルサイトにて!

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