お手伝いさんのお話 

多分、これが最後になると思います。


約15年、お手伝いさんと生活をしてきた中で最強だった、最後のお手伝いさん...

エージェント(斡旋会社)を通さずに雇ったことが1番の間違いだったのかもしれません...

もちろん、前にインドネシアから呼び寄せたお手伝いさんのように、義母に元で働いていた子や、義弟・親戚のお家で働いていた と言った子は別ですが...


そして、もう一つの間違いは、「若くない」ということ。


以前、エージェントに「若い子と、ある程度経験のある子、どっちがいいの?」と聞いた時に、即答で「若い子。年がいっている子は頑固で扱いにくい。経験がなくても、若い子の方が素直に聞いてくれる」と言っていましたが、本当にその通りでした魂が抜ける


最後のお手伝いさん、年齢47歳

これまで、インドネシアのお家でベビーシッターをしていたそうな。

なので、家事などの経験はあまりないと言っていたけど、それでも基本的なことはわかるでしょう。

ということで雇ったのですが....

それ以前の問題でした😭


まず、読み書き、計算が不得意...😓

シンガポールで働くには、最低中学は卒業していなくてはいけないのですが、かなり怪しい...

卒業証明書なんて、作れちゃうのがインドネシア。


もちろん、英語はできない...そして、勉強する気もなし😓😓

多分、勉強の仕方もわからないのだと思います。


これまでのお手伝いさんも英語はできませんでしたが、本当に簡単な英語は少し分かっていましたし(多分、エージェントで教育されたんだと思います)、いる間に、自分で少しべんきょうしていました。

これまでも、よく使う言葉、道具、食材などをリストアップし、インドネシア語と英語を書いた物を渡して、空いてる時間にみるように言って、みんな頑張ってました。

でも、このお手伝いさんは...


わからない言葉やよく使う単語をあげて勉強するように言っても「できません」

😓😓😓


旦那さんがいないとコミュニケーションが取れないので、翻訳機に伝えたいことをタイプして とお願いしても、できない...(これについては、後半、ようやく自分の携帯で翻訳機能が使えるようになりました)


冷凍庫の中身を管理するために、何が入っているかWhite Boardに書いてもらっているのですが、それもできない😭


醤油などの調味料や食材などの名前をなかなか覚えないので、お願いしてもでてこないショボーン

結局自分で取りに行く...

本当に最低限の簡単なことしかお願いしていないのに、それすら満足にできず...


言葉の問題でやり取りが難しいのもわかるけど、インドネシア人の旦那さんがお願いしたことも満足にできないこともあり、旦那さんも激怒。


頑張ってできないのは仕方ないけど、「できない」と言ってやろうとしない姿勢に私は我慢できなかったですショボーン


そして、手が必要な時にお祈りしていて(イスラム教です)役にたたず...

宗教は尊重したいので、あまり言いたくなかったけど、1日に数回お祈りしていて、手が必要な時に限ってそんな感じなので、結構 イラ💢っとしました。

今までのお手伝いさんは、そんなことがなかったので...

後で知ったのですが、基本、勤務中のお祈りは禁止してもいいそうです。

そのことを旦那さんに話すと、すでに知っていた上で、旦那さんの方でお祈りは許可したそうです。

それほど大きな問題ではないですし、宗教の違いは尊重したいので、基本的に私も問題ないのですが、ここまで何もできない&必要な時に祈ってる となると、ちょっとイラッとしてしまいました...


旦那さんも、ある時 どうにも我慢ができなかったようで「祈ってる時間があったら勉強しろ!」(半年経っても調味料の名前を覚えていなかった時に)と怒ってました😓


洗濯機の使い方を教えていた時。

わかりやすいように、写真つきで、これを洗う時はこの設定 というのを用意したのですが...

写真付きで、わかりやすいように、どのボタンを押したらいいか印までつけているのに、見つけられない...

このボタンを3回押すよ と伝え、やってみるように言ったところ、ボタンを4回押すガーン

「いやいや、今4回押したよね?3回だよ」

と伝え、もう一回やってもらうものの、また違う...

最後は、一緒に数えながらやって、ようやく完了ショボーンショボーンショボーン


ある日、洗濯機を回す時にきちんとできているか確認したところ、全然私の説明書通りにやっていなくて、本当にブチギレそうになりました(口が悪くてすみませんショボーン)


とにかく大変でした。

そして、4月のマレーのお祝いを前に、「親戚の具合が悪いから、しばらく帰りたい」と言ってきたお手伝いさん。

旦那さん曰く、「ハリラヤ(マレーのお祝い)だから帰りたいんだよ」と呆れ顔。

本来は2年間の契約が切れるまで帰れません。

「どうする?もう帰って来てもらわなくてもいいよね?」と旦那さん。

私も、お手伝いさんのいない大変さよりいるストレスの方が耐えられなかったので、4月のはじめに帰ってもらいましたニコニコ

契約も満了していないのに、帰りの飛行機代まで出してあげ、おまけに立て替えたエージェントフィーも全て払い終わっておらず(月々にお給料から引いていくのですが、払い切る前に帰ることになったので...)、本当に雇うだけ損したお手伝いさんでしたムキー


はー.... 疲れた...


今は大変ながらも、ストレスフリーで、家族水入らずの日々を送っています{emoji:007_char3.png.照れ}