親戚の車屋さんへ
久々に黒柴のりゅうくん
(前にも紹介した後ろ足の不自由なワンちゃんです
)にも会えるってことで
楽しみにしていたら･･･
何か様子が･･･
左側のお顔が腫れ上がって
ほっぺにオレンジ１個入ったような･･･
動きもゆったりというか
グッタリ･･･
口の中に腫瘍ができてしまって
どんどん大きくなってきているらしく･･･
病院で組織検査を勧められたけど、
高齢で足も不自由な上に
痛い思いをさせてまで
検査や手術はさせたくないし
自然淘汰が一番だという考えで
何もせず、このまま過ごすことに
したそうです
口腔内腫瘍はほとんどの場合が
悪性だと言われたみたいです･･･。
叔父さんは
『りゅうにとってはこれが幸せなんだ。
こうやって毎日店で過ごして
お客さんに構ってもらえて
自分のいるべき場所で
自分のことを大事にしてくれる人のそばで
最期を迎えることができる。
こんな幸せな死を迎えられる犬は
この世に何万匹に１匹の世界。
家族のいない犬は人のいないところで
誰にも気づかれずに死んでいく。
不幸な運命なら車に跳ねられたり
人の手によって殺される。
無理に病気を治療して
無理にリハビリさせてまで
生きさせようとするのも
愛情のひとつかもしれない、
けど、それだけが愛情じゃない。
病気になったのもその犬の
運命だから、自然にいかせてあげるのが
飼い主としての愛情としてやれることだ。』
そう話してくれました。
私はこの話を聞いて
ホントに共感できたし、
無治療に至るまでの葛藤も
よく理解できて、
愛情がすごい伝わってきました
これまでたくさんの愛情を注いで
原因不明で足が急に動かなくなって
半寝たきりになってからも
毎日マッサージと床擦れ防止の寝返りは
１日５回してあげていて、
前足は元気に動くので
車ｲｽを特注で作ってもらって
朝晩お散歩も行って、
りゅうくんは本当に幸せな暮らしをしてました
もちろん、今も幸せな暮らしをしてます
表情は辛そうにも見えますが、
声をかけると目を丸くして
体をゆっくり起こして
少しだけ尻尾を振ろうと
頑張ってくれます
生きようと頑張ってます
改めて、命の重さを感じた1日でした