『大エルミタージュ美術館展』

今まで行った中で、1番充実した展覧会だと思います。
充実しすぎていて(?)時間が足りません

普段は絵の中に入り込んで、1枚1枚の絵と対話しながら
集中して見ることが出来るのですが、今回は後半「あれっ?」と思いました。

「あれっ!こんなに素晴らしい絵がまだまだ続くの?」



16世紀 ルネッサンス
17世紀 バロック
18世紀 ロココ
19世紀 ロマン派から新印象派
20世紀 フォーヴィズムからキュビズム

と、網羅しています。

どの絵もすごいので、ルーベンスの絵が埋もれてしまいそう(?)ですが
「フランダースの犬」のネロ少年は、「ひとめルーベンスの絵が見れたら!」と
死んでいったのですから 

冗談はさておき、こんなに贅沢な展覧会は、本当に貴重です。

いったい何点の絵が来てくれたのかと確認してみました。

89点です!

とても、フラッと出かけてフラッと見るなんてことはできません。
開催期間は 12月6日まで。

もう1度と言わず2度、3度 訪れたい展覧会でした。
エカテリーナ2世、おそるべし。

ちなみに、あのルーブル美術館でさえ、所蔵絵画は30万点、
メトロポリタン美術館は200万点に対して
エルミタージュ美術館は、300万点も所蔵しているのですね。
知らなかったです。

 
 橋に立ち、美術館とは反対の方向を見てみました。
春の桜の季節も美しいし、秋から初冬の紅葉の季節も趣きがありますね。