名古屋機関区キハ82「野球臨」 | 豊郷テクノクラフト(旧・手原車両製作所)

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闇の模型師、和泉優の模型製作改造ブログです。改造が出来次第アプ致します。また、作詞家で同姓同名の人がいますが、全く関係ありません。

国鉄民営化から間もない頃、サービス向上の目的があったと思われる臨時列車を再現してみた。
1987年頃から1994年までの間、貨物線の線路を利用して架設の臨時駅設置。「ナゴヤ球場正門前」駅と命名される。
そんな中、当時の特急「ひだ」「南紀」や急行「のりくら」の間合いを利用して登場したのが「野球臨」運用だ。1991年「ひだ」「南紀」がキハ85に置換わってからは、余剰になりその分運用に回せる様になり1994年まで活躍していたとの事。
余談ですが、1994年の巨人vs.中日戦にその年のリーグ優勝が決まる試合の日でこの年にもし中日が優勝していたら日本シリーズ開催中まで駅続投の予定だったが、巨人に軍配が上がった時点でその日で駅の使用が終了になったそうです。
それはさておき、中間ハ座×3+ロ座×1+キハ82の6連で設定。主に先頭車の小改造でまとめてみました。無線アンテナ設置とJNRロゴ消去とJRインレタ貼り付けで決めています。当然、東海の気動車なのでJRマークはオレンジです。JNRロゴと併設も民営化間もない頃はあったそうですが、今回は平成元年辺りに設定したので除去。赤帯をマスキングして、コンパウンドで研磨削除。
雰囲気も出ていると思います。前面のヘッドマークは、キハ82用HMパーツセットの無地白板に交換です。

名古屋機関区キハ82編成

キハ82 98+キハ80 99+キハ80 101+キハ80 133+キロ80 59+キハ82 105
※飽くまでも参考です。
名古屋機関区キハ82「野球臨」

尚、この車両は栓の関係上キロを1両入れないと駄目な為、必ずキロは必須だそうです。
その結果、野球臨当日はグリーン料金不要で乗れるため乗客からは好評だったとか。