桜が満開ですね🌸 私はもっぱら近所の公園の桜を楽しんでいます。
3月も終盤ですが、私は3月中旬までバタバタしていたのがやっと落ち着いて、先週からちょっとのんびりモードになっています。ストレス過多になると持病の逆流性食道炎の症状が出て処方薬に頼るのですが、仕事の区切りがついたら案の定症状が落ち着いてきました^^
で、しばらく放心状態でブログも更新していなかったのですが、ようやくエンジンがかかってきました
きょうお伝えしたいのは、エネルギーの使い方についてです。
私はものごとがうまくいかないときは、エネルギーの使い方がズレているのではないかと点検し、軌道修正することが大事だと思っています。
いくら頑張っても、頑張り方や頑張る方向が目指していることとズレていたら、結果がでないのも仕方ないですよね。
カウンセリングでもよく「苦手な○○がうまくなりたい」というお悩みをお聞きします。
気持ちはわかります。でも、苦手なことがうまくできるようになるのを望むって、ちょっと欲張りすぎだと思いませんか。
苦手なことで何かに支障をきたしているなら、まず目指すのは支障をきたさないこと。つまり、マイナスからゼロにできれば上等なのでは。
それをいきなりプラスを目指すのは、スキー初心者がコブコブの急斜面を滑ろうとしたり、音楽初心者が有料のコンサートを開こうとするようなもの。ものごとには段階があり、段階を飛ばしていきなり最終目標を目指すことには無理があるということです。
私たちは自信がないと、ものごとを極端に考えやすくなるので、ついマイナスからプラスを考えてしまいますが、そうすると今の自分がますますできていないと落ちこんでしまい、やる気もでなくなります。
この悪循環を抜け出すには、まずは無難にやりすごせるゼロを目指すことに軌道修正すること。もともと苦手なことなんですから、上手になる必要なんかないんです。そのことを何度も自分に言い聞かせてあげましょう。
今の生活に支障をきたさない程度になれば、まずはOK。そのうえで、さらに上を目指すのは自由です。マストではありません。
つらくなりやすい人は、自分に高すぎるハードルを課して自分を追いこんでいることが多いもの。つらいのが嫌なら、そのハードルを自分で下げればいいだけです。ハードルを下げても誰にも迷惑はかけませんし、堕落したダメ人間にもなりません。だって、完ぺきな人なんかいないし、つらい状態ではいいパフォーマンスも出せないんですから。
苦手なことで悩んでいる方、誰にでも苦手なことはあるので、苦手がある自分を許してあげましょう。そして、まずは無難でOKとゼロを目指してみませんか。