同志愛ということを忘れてはならない。同志愛こそが、人生における最高の愛なのである。


 志・大いなる夢と共に、思想を共有し、愛と情熱と信念を共有してゆくことが、最高の人生の華なのである。


 確かに、人は独りで生まれた。しかし、人は独りで生きてゆくことは出来ない。どんな孤高の哲人であっても、最高の同志達や親友達を必要とするものである。


 人生は、適度に孤独でありながら、適度に愛がなければならないのである。愛とは、人と人を結びつけ合う力なのである。


 故に、まず、愛せよ。まず、親友であることを告げよ。そして、真に親友になり、親友であればすることをせよ。親友であれば語る言葉を語れ。


 人と人の孤独の壁を超えてゆくものは、与える愛、無償の愛である。与えつづける愛である。分かち合う愛である。全てを受けとめる愛の器である。美しき芸術である。哲学である。真理である。思いやりである。


 人生の深い所で、絆を創ってゆくことである。嘘は必要ない。真心で接するのである。好意を寄せつづけるのである。愛を与えつづけるのである。


 人生とは、決して愛の砂漠ではないのである。愛の花が、あちらにもこちらにもある潤いのある聖地なのである。愛によって多くの人と結びつけば、人生は無限に豊かになってゆくである。


 まず、愛せよ。常に愛を持続せよ。愛を与えつづけよ。日々、愛を与えるための工夫をせよ。愛とは、人と人とを結びつけ合う魔法の言葉なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)