◎ 孤独の時間に耐えること、そしてこの孤独の時間に真なる自分を見出すこと、この孤独の時間に小さな悦びを得ること、それを繰り返す中で、あなたの魂は真に大人になってゆくのだ。

 



◎ この自省録は人に見せるために書かれるものではない。そこには、静かな自分自身との対話が記されているだけだ。

 

 確かに、この日記がいつか世に出ることもあるかもしれない。しかし、私にはそんなことを考えるのは不要なことだ。

 

 私は、ただ花が花として誰に見せようとするのでもなく咲くように、誰に知られることを望むこともなく、ただひたすらに自分自身の生命の花を書き綴ってゆくのだ。

 

 だからこそ、そこには何の衒いもポーズもない真実の生命の息吹きが描き出されるのだ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

  by 天川貴之

(JDR総合研究所・代表)