◎ 実際に、魂の進化に真の幸福と人生の意味を見出そうとする者にとっては、人生のいかなる不幸と見えしものも、幸せの糧として受けとめてゆけるであろう。
また、その不幸と見えしものからさえも、真なる幸せの華を咲かせてゆけるであろう。
◎ このような教えの真骨頂は、魂の進化に伴う悦びをこそ真なる幸福としようとする点にある。
故に、かかる観点からは、悩みも悲しみも苦しみも逆境も、それらはすべて、貴重な魂の糧が与えられるものとして、幸せの糧としてとらえられるのである。
このような「常幸福思考」とでもいうべき考え方こそが、大切な原点の一つである。
by 天川貴之
(JDR総合研究所・代表)