ネイキッド・ブルーの世界でねぇ、聴こえる? 私の声 ねぇ、見える? 私の姿 ねぇ、触れられる? 私の肌に 私は生きてるの? この世界に 子供の頃から この世に生きているという感覚 が希薄だった。(それは今も )だけれど、誰かを何かを愛している瞬間(とき)だけ、それははっきりと輪郭を増してゆくのを感じていた。 水や空気や光が 姿を変えて 空へ宇宙(そら)へと 飛び立っていくように 私の心も 真っさらな姿のまま 想いの世界へ 羽ばたいてゆくのです。