Q.ヒトデの腕の数って必ず5本なの?
たまに4本とか6本とかも見かけるけど。

A.基本は5本腕ですが、中にはそれ以上の腕を持つヒトデの種類もいます。
最多の腕の数は50本です。

--------------------

4本、6本腕のヒトデは、おそらく突然変異の個体ですね。
まれに発見されます。
これはスナイトマキの乾燥標本ですが、4、5、6本腕の個体です。

また、ヒトデの全種類が5本腕というわけではなく、中にはいつも6本以上の腕をもつヒトデもいます。
 6本:ルソンヒトデ
 8-10本:ニチリンヒトデ
 20-40本:タコヒトデ

世界最多の腕を持つヒトデは50本だそうです!
【Labidiaster annulatus】という南極海に住むタコヒトデ科の種類だそうです。
R=30cmにもなる大型のヒトデです。


ちなみに、腕の多いヒトデは貪食な傾向にあり他のヒトデも襲って食べたりもします。
管理人も大学時代にタコヒトデを水槽に入れておくと、中にいた他の生物がすっきりいなくなっていました…食欲旺盛です(´Д`;)
クロスジモミジガイ
学名:Astropecten kagoshimensis
$ひとでブログ@遙かなる星(海)を求めて…-クロスジモミジガイ


R=48mm;r=9mm

分類
 モミジガイ目:Paxillosida
 モミジガイ科:Astropectindae

本州中部以南で見つかるヒトデ。土佐湾の75mで見つかっており、比較的浅いところに住んでいる。
本種は腕が細長く、腕の中央部に黒みを帯びたが場所がある。

たぶん、だからクロスジ(黒筋)って名前なんでしょうね。
本当にクロスジがあるのか、一度は見てみたいと思いつつも、研究フィールドだった富山湾ではみつかってないんですよね・・・残念。


画像:日本陸棚周辺の棘皮動物より引用
ヒトデの大きさの表し方は、大文字の【R】と小文字の【r】で表現する。

R:輻長(ふくちょう)
ヒトデの中心から、腕の先端までの距離。

r:間輻長(かんふくちょう)
ヒトデの中心から、隣接する2腕の基部までの距離を表す。
ひとでブログ@遙かなる星(海)を求めて…-輻長と間輻長




R:rの二つの値を比べることによって、ヒトデの体型を推測することができる。

【例】
クロスジモミジガイ(R=48mm;r=9mm)だと、腕の細長いヒトデとわかる。
ひとでブログ@遙かなる星(海)を求めて…-クロスジモミジガイ

ゴカクヒトデ(R=84mm;r=55mm)だと、丸っこい形のヒトデとわかる。
$ひとでブログ@遙かなる星(海)を求めて…-ゴカクヒトデ



画像:日本陸棚周辺の棘皮動物より引用
・クロスジモミジガイ
・ゴカクヒトデ