最近、自分のギタープレイを見直してみようと、基礎練習というかそれより前の段階じゃん?みたいな練習をしています。
いい音を出すには左手でしっかり弦を押さえ、右手でしっかりはじく・・・。
もう30年以上ギターに触れてきて、そんなこと当たり前で、自分はしっかりできているような気がしていたけど、改めてやってみるとポジションによっては、はたまたフレーズによっては、左手がしっかり弦を捉えられていないシーンにしばしば出くわします・・・。
例えばこの写真ではDm7を弾いていますが、人差し指の中腹あたりで押さえている3弦の5フレット、自分の場合はどうしてもこの音が濁るんだな。
曲の中で、コード進行が変わっていく中で、ましてやバンドで他のパートも音を出している中でこそ気にならないというか、ごまかせているのかもしれないけど、ひとりきりで弾こうものなら、さらにこれがアコースティックギターだったりしようものならもうシャレにならないワケでして。
でも今までずっとそうやって弾いてきちゃったんだよな・・・。
そうやってなんとなく曖昧にしてきた「基礎中の基礎」の積み重ねが、今の自分のプレイ、自分の音楽を象徴しているような気がしまして。
長年の自分の悪しき癖を矯正するのは時間がかかるかもしれませんが、思い立ったら吉日って事で。
とことんやってみようと思います。