9月1日(日) この8日間で4回目の亀山湖に行ってきました。
この日は本来は三島湖で例会の日。金曜日、台風接近で天気予報とにらめっこしていたら会員から次々と欠席の連絡が入ります。元々8人しか居ないのに3人や4人で無理してやってもしょうがないので中止にすることに。やれそうでしたが土曜日の朝、ともゑさんに連絡入れました。
天気予報は徐々に良いほうに変化。ここで「これなら亀山湖で釣り出来るんじゃねーか?」と閃きます。水はもっと落としているだろうから厳しいのは間違いないですがその練習はしたので少しはイケるんじゃねーかとたぶんみんな敬遠するので釣り場も空いてるはず。チャンスありそうだとその気になります(バカは死ななきゃ治らない)
5時20分に亀山湖に到着。風は無く雨も降ってません。この日からボート代が上がっているので注意してください。来てる人は居るだろうと思っていましたがやはり同類の人は当たり前のように来てます(笑)警報が出る可能性があると言うことでみんな桟橋でやっていると言う事。自分は最初から出る気満々。警報が出たら諦めます。
桟橋に下りると減水してたのに満水になってるのに気が付きます1日で40cm近くの増水か。ちょっと水が動きまくり難しそうだけどそれは覚悟の釣行。余計なことは考えずこの日は「勘」で勝負します。この日の狙いは川面台かサッタ下、柿の木下も範囲に入ります。
5時45分出船。予報のせいか湖面には人っ子一人居ません。完全貸し切り。ほんの2時間ほどでしたが夢の「亀山湖貸し切り」を経験。もう死ぬまでないかな?
誰も居ないので静かに出船。川面台に来ると貸し切りのせいかもじり炸裂中。今年見たもじりのなかで最高なもの。サイズもデカい!もじりのある川面台で釣れなかった記憶はないので大喜びで入ります。
16尺で2本から開始。朝は流れもありません。
始めはやはりワタカから。ウキの動きが水中にワタカしか居ないことを教えてくれます。もじりは続いていて「釣れるのは時間の問題」と余裕のエサ打ち。
しかしこれが2時間経っても3時間経っても釣れてくるのはワタカだけ。
「へら食わないじゃん」
もじりからして居ない訳はないのですがエサの周りに居るのはワタカだけ。そう言えば前回のサッタ下ももじりは合ったけどエサの側にへらは来なかった。食い気がないというより泳ぎ回っているだけでエサを探していない感じ。このままやってても無理だなと思いポイント移動。良い天気がそれを可能にします。
移動先はサッタ下。水が増えればへらは上に行く。ならばサッタ下だろうと考えました。
12時にサッタ下に移動。ここはもじりは少しだけ。16尺、2本で打ち出します。
タナを探っていると1本半の落ち込みでズバッと消し込みが出ます。カラでしたがこの日初めて強いアタリ。1本半より上に大きい魚が居る。さらにタナを上げていきます。
1本を切るタナでまたズバッと入るアタリが出ます。「まだ上だ。マジか?」
しかし感じたことは実行することにしています。なおタナを上げます。
オモリーウキ間を50cmに。ハリスも50-80cmから30-60cmに。超浅ダナです。
このタナでもさわりは出ます。今までで一番いい感じの動き。「こんなところに居たのか」と気合入りまくり。
そして4節ドカンと入るアタリを合わせると糸鳴りする魚が掛かります。「やった、とうとう仕留めた。こんな浅いところに居やがった」超重たい引きで「デカいぞ」と期待しましたが...。
釣れて来たのは鯉べら。「ウソだろう、あのアタリの正体はお前か」そう言えばこの前も1匹来たなー。鯉べらが上に浮いてる。超ガッカリ。この後ウキは動かなくなりました。
ウキが動かないので1本ちょっとのタナにします。するとウキを動かすのは全部ワタカ。自分の中では「浅ダナでワタカが来る時はへらは居ない」です。エサが無くなった4時前にギブアップ。
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とーちんの仕掛けとエサ
ポイント:川面台、サッタ下
水 況 :満水
竿 :16尺
釣り方 :0.5~4mの宙釣り
道糸 :2.5号
針 :上 16号 下 16号
ハリス :上 1.0号 50→30cm 下 1.0号 80→60cm
う き :クルージャン野釣りSP グラスムク改造バージョン 8号
エサ :マッシュ・600cc マッシュダンゴ・200cc 凄麩・200cc 尺上・30cc 水・700cc 藻べら・200cc 粘力・10杯
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かなり特殊な条件の日でうまくいけば夢の実現も可能かと思ってましたがそうでなければとことんダメだろうの予感もありました。へらはポイントのエリアに居て、もじりから活性もありそうでしたがエサを食いには来てくれませんでした。
水温低下が原因か?何が原因かはわかりませんがこれだけ短期間に増減水が繰り返されればへらがエサを食わなくても不思議ではありません。この日は釣れない日だったと諦めました。本来行けないはずの日だったので神様がくれたチャンスかと思い出撃しましたがそうではありませんでした。
行ったので分かった現実。納得しましたしこれも野釣りのうちと思います。もじりはすごく良かったので水が安定すればまだまだチャンスは続く(続いて欲しい)と思っています。「秋の亀山湖はこれから」次頑張ります。