6月22日(土) 1カ月振りに亀山湖に行ってきました。

 

仕事が忙しくて週末の事など考えていませんでした。そこに予報と違う金曜日の大雨。週頭に見た天気予報では木金は晴れで土日が雨でした。油断していたのでえらい目に会いました。

 

しかしここで亀山湖にも同じかそれ以上の雨が降っていることを知ります。

「これってチャンスじゃねーか?」

去年の6月は大雨直後の笹川で尺半連発の釣りが出来ました。嫌が応にもその再現を期待しちゃいます。金曜日の昼に翌日の亀山湖釣行を決めました。(夕方にやはりお誘いの電話が来ましたが明日は絶対に亀山湖。誘いには乗りません)

 

歳で細かいことに気が回らなくなってきた自分。1カ月振りなので出船時間を間違えます。5時30分出船なのですが5時出船と間違え、亀山湖までの時間も計算違いをして4時前に着いてしまいます(後1時間寝れたえーん)こういう時に限って桟橋ガラ空き。何処でも入れます笑い泣きでも狙いは笹川のみ。

 

5時30分出船。同じ考えの笹川狙いの人が後2人。桟橋が1人。自分は最後尾で出発です。

 

笹川に入るとへらは誰も居ません。てっきりよりともさんから何人か出ていると思いましたがゼロ。最近の笹川の低調振りを物語ります。

空いているのはラッキー。何処にでも入れます。もじりはポツポツ。8mラインが狙いでしたが先行者が入ったのでもう少し様子を見ます。

少し時間が経つともじりが活発になります。中流域からどんどんの間は何処でもOKという感じ。もう1人が下流の11mラインに入ったので調査を兼ねて9mラインに入ります。これで誰かが釣れればへらの居る水深がわかります。

 

ポイントは旧倒れ杉の少し下流。21尺で様子を見ます。この段階でもじりバコバコ。釣れない訳ないと思っていました。ただもじっているへらが小さいな...、とも思っていました。

 

打ち出すとすぐにウキは動きます。流石亀山湖。微妙な動きで魚が何なのかははっきりわかりませんがへらっぽい動きも断続的ではありますが出ます。

 

最初はお約束のワタカ。なじんだウキが上がって来てからのアタリだったので合わせる前からワタカかギルだと思っていました。

 

ワタカを3つ釣ったらウキが動かなくなりました。時々弱いさわりがあります。エサにて水を打って少し軟らかくしてみます。

 

するとその1投目にいいアタリ。カラでしたがエサが大きいうちにアタリました。アタリの鋭さから「へらだ」と思います。

 

しかしここからアタリは全部カラ。乗りません。カラを食らいながら「おかしいなー。へら小さいか?」エサが大きいうちに鋭く落として合わせても何も付いてこない。これはアタっているのがへらだから。状況的に食ってこないのは口が小さいから(サイズが小さい)そう思います。

 

そしてとうとう食ってきました。小べらが。

「そうだろう。あのアタリはどう見てもへらだよな。その口じゃあ中々18号のハリは入らないよな」それでもへらが釣れて来たのでこのタナはへらのタナと分かり気合が入ります。

 

しかしこの後はへらが薄くなりいいアタリは偶にしか出ません。釣れてくるのはワタカに鯉。しかし相変わらずもじりは活発で「入って来てる」のは明らか。たとえ小べらでももう少し釣れていいだろうと4本のタナから天々まで調べますがへらのアタリをもらえません。そうこうしているうちに2人は移動。松下組は自分だけになりました(どんどんに後から2人よりともさんから来てました)

自分も「このままじゃダメだ」ということはわかっていますが「今日は笹川で最後までやる」というのは決めて来てます。さてどうする?

 

ボートの下に潜むゴーゴー君。尺上のワタカをお召し上がりびっくり

そして子分のゴーマル君。20cmくらいの小振りなワタカを2つお召し上がり。バスはバクバク笑い泣き

 

「さて、左岸はこれから終わりまで陽が当たる。悪い時に活路を見出すには日陰か」

ということで11時に右岸に移動。16尺で1本から天々まで調べますがワタカのアタリがあるだけ。19尺に変更。そして1時には完全に日陰に。

しかし上流から大量のゴミが流れてきて釣りになりません。眠くなってきたので30分休憩。

 

目が覚めるとゴミが無くなっていました。1時30分から午後の部再開。

 

19尺で30分打ちましたが何も無し。「1本から6mまで気配がない。でももじりは続いている。どういうこと?」

へらに全くやる気がないのか?訳わかりませんがウキの横で出るもじりに頭に来ます。「こうなったらトコトンやったろーじゃねーかムキー」と禁断の24尺を出します。8mラインで24尺は自爆が普通ですがもうやれることがありません(自分は亀山ではエサを底から1m以上は離したいといつも思っています)

 

24尺を出すと開始20分で強いアタリをもらいます。「何だ、今の?鯉かへらか?微妙だ」しかしその後も強いアタリが出てカラ。鯉なら食ってくる。「へらだグー」と喜びましたがこいつが居ました。

マブガーン底に近いからこいつも居るなー。口小さいから中々食い付けないんだえーんま、でも鮒は鮒だから鯉よりはいいか、と打っていきます。

 

マブも口が小さいのでエサが大きいうちは食い付けない。ここから待たずに最初のアタリを取るようにします。するとへらが釣れてきます。

やっぱり小さいなー。この条件で大きいの入って来てないんだ。なんでだ?どのタナ打っても小べら釣るのが精一杯じゃねーかえーん

 

マブ、マブ。この後落ち込みで鯉4本(最近亀山の鯉は落ち込みが多い)マブ3つ。終わり間際に小べらが1つ。最後アタリっきりになったので4時40分まで竿を振りましたが大きいへらは来ませんでした。

 

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とーちんの仕掛けとエサ
ポイント:笹川
水 況 :満水
竿     :21、24尺
釣り方 :天々の宙釣り
道糸  :2.5号
針     :上 18号 下 18号
ハリス :上 1.0号 50cm  下 1.0号 70cm
う き    :至道 野釣りスペシャル12、13号 2mmパイプ
エサ   :マッシュ・600cc マッシュダンゴ・200cc 凄麩・200cc 尺上・20cc 水・700cc 藻べら・200cc

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読みが外れた。一応笹川にへらは入って来ていたけど大きいのは入って来ていない。来てれば誰かが釣ったはず。この日の笹川は全滅状態。釣れても小べら(放流)思っていたよりも濁りが薄い。100mm近く降ったはずなのに薄濁り状態。これが去年との違い。降り方が弱かったのか?

 

相変わらず亀山湖は難しい。1日ばちゃばちゃもじっていたのに全然釣れない。へら師はどんどんから新崩れまで入ったのに。しかも真冬でもないのに小べらしか入って来ないなんてことあるのかな?わからないことだらけ。亀山湖の釣りは奥が深い。

 

桟橋は40cmまでとのことですが10枚以上と依然好調。でももう6月も終盤。桟橋以外でどうして釣れないの?ただ単にこの日が釣れなかっただけかな?また顔を洗って出直します。