5月29日(水) またまた休みを取って芦ノ湖に行ってきました。今回は前回の反省を生かしてバクる予定です。

 

「休みが取れるって素晴らしいなー」

前日は三重日帰り出張。翌日は岩手日帰り出張。相変わらず忙しいですが好きな時に休みが取れれば我慢も出来ます。色々あって仕事にやる気はありませんが自らのプライドがあるので一生懸命はやります。支障がないように日を選んで休みを取っていて今回はこの日に狙いを定めての確信犯です。

 

 

寝たのが10時なのに朝は1時に目覚めてしまい寝られないのでそのまま出発。流石に眠たく途中サービスエリアで休憩しながら4時30分に深い霧に包まれた芦ノ湖に到着。もう雨は止んでいますが北風が強くて寒い。

 

この日は元箱根でやる予定で来たんですがなんとこの段階で6人のへら師びっくり水曜日だっちゅーのにエライ混んでます。しかも水中を見てもスケスケで気配ゼロ。濁りがありません。ただ知っている人が居たのと(当ブログの読者様)希望のポイントが空いていたのでやってみることにします。人が多いということは情報も多く得られるという利点はあります。

 

竿は19尺。18尺は折れていて無いので仕方なく19尺。天々専用の閃光G。送り込みが厳しいので大胆に仕掛けを詰めます。「お利口10cm(わかる人はわかる(笑))」仕掛けが短ければGの19尺でも何とか浅ダナを打てることが前回解りました。タナは1mくらい。

しかし開始2時間でジャミしかアタリません。周りも沈黙。水はスケスケでへらは通りません。空も晴れて来ていよいよヤバイ。我慢できずに移動です。

 

移動先では先釣者がすでに17枚と入れパク状態。「型が小さい」と嘆いていますがここまでノーアタリの自分にはよだれものの状況。急いで始めます。

 

エサを打ち出すとまずジャミがアタらずどっぷりとなじみます。とても良い感じ。そして30分後に少し弱いムズを取るとこの日のへら鮒さん第1号が釣れてきます。

また腹パンだ。40ちょっとかな?測ろうかと思ったのですがこの日の狙いはこれじゃない。それにアタリが続くか?のほうが気になってすぐ放流。そしてアタリは続きました。

くそ重たい引きだった黒いへら。2枚目。芦ノ湖の陸っぱり独特のへら鮒。安心したのでこれは測ろう。

やっぱり40ちょいだ。それにしてもこいつ腹パン過ぎて「大丈夫か?」という魚体。見た目が“箱”みたいだから「箱べら」と名付けよう。

 

オスべらが3枚来てから釣れて来た腹パン。今年はやたら腹パンが多い。それが芦ノ湖にとって良いことなのか悪いことなのか俺には解らない。ただ言える事は釣りをしててムッチャ楽しい。

これも40ちょい。大きいと思う魚はみんなこのくらい。このサイズの群が寄っちゃってるんだ。ちょっと希望よりも小さいけどこんなへらならこれでも良いや。

糸鳴りさせて大暴れでやっと獲れたへら。これでも40cm。

サンパチくらいのも増えてきた。太陽が出てきてしまいへらの寄りが薄くなります。ジャミがアタるのがその証拠。ジャミアタリの合間に40弱が来る展開に。

11時前。このへらを釣ってからジャミアタリのみになりました。12時までの1時間ジャミアタリだけ。元箱根に行って釣れてなかったらこっちに誘おうと思ってたのにこれじゃあ呼べない。快晴になってしまいへらも見えない。「もう今日は終わりかな?」と思います。こういうときは少し休憩して散歩するのがいい。へらが居ないのに打ち続けてもエサが勿体無いニヤリいまだ快調に釣っている先釣者さんのところに見学に。

 

この人はここで会うのが4回目くらい。完全に「同類」です(笑)やたらいい人でとても不思議な人。この釣りをしていると良く「不思議な人」に出会うことが多いんだけどこの人もその類の人。その釣り歴といい、顔の広さといい「あなたはいったい何者?」と直球をど真ん中へ投げ込みたくなります(しませんけどウインク歳は2つ上だとわかりました)

後ろで見ている間も入れパクでしたがサイズが落ちたのと疲れたということで一緒に休憩(余裕があるから付き合ってくれるんですよ)話が楽しすぎて1時間クッチャベっちゃいました。お互いに「夕まず目にもう一勝負だね」で意見は一致。

 

2時に再開。少し曇ってきてくれたせいもありますが30分でアタリ出しすぐに重たいへらが釣れて来ました。

これがこの日の最大42cm。野性味溢れるへら鮒。「これから大型のラッシュか?」と期待。カメラのレンズカバーの開きが悪いなと思っていたらマッシュがベッタリ付いていました(笑)

この時間帯オスのサンパチクラスが多くなりましたが時々腹パンも来ます。まだ可能性はある。

いいへらですが40ありません。でももう腕が痛いのと腹パンが釣れ続けているので満足しちゃってます。

底を少し切ってるのに下っパリに水草が付いてきました。ちょっと意外。水草があるから寄りが良いのかな?

41cm。このサイズはもう10枚以上釣ってます。本当にこのくらいの魚の群なんだな。これ以上大きいのは無理そうだとも思い出した1枚です。

連続で釣れて来たベッピンさん。人間で言ったら「器量良く、おっぱいがデカくてウエストと足首は締まってる」ってとこかなラブでもやっぱり41cm(笑)トランジスタグラマー。

糸鳴りしまくりでやっと上がってきた1枚。この日のハリスは1.2号。鯉が来ないのがわかっているので自分としては珍しく攻めてます。1号だったら切られてると思われる引きの魚が数枚ありました。こいつもその1匹。

まあ~た41cm爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑十分満足なへらだけど本音はもうちょっと大きいのがいいなー笑い泣き

そしてこれがこの日の最後の1枚。華奢なへらだけど長いので一応スケールに乗っけてみました。

41cm~~~(笑)金太郎飴状態だあ。まあでも楽しかった。天気が良くなっちゃって朝だけかと思っていたので1日楽しめたのはラッキー。13時間も釣りしちゃった(途中1時間の休憩はしましたが)俺も嫌いじゃないなー(笑)本当の狙いは尺半上だったんだけどこんだけ40上が釣れて文句言ってたんじゃバチが当たる。枚数数えたら31枚。話し相手にも恵まれてとても楽しい1日でした。

 

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とーちんの仕掛けとエサ
水 況 :通常
竿     :19尺
釣り方 :底を30cm切った宙釣り
道糸  :2.5号
針     :上 16号 下 16号
ハリス :上 1.2号 30cm  下 1.2号 50cm
う き    :至道 12号 2mmパイプ
エサ   :マッシュ・600cc マッシュダンゴ・200cc 凄麩・200cc 尺上・30cc 水・700~750cc 藻べら・200cc

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この日の釣りは楽しかっただけでなく収穫も多かった。特にエサ。

最近釣りしていてエサのタッチに少し疑念を持っていました。軟らかくするとどうしても持たせるためにネバが必要になる。しかし粘らすと「アタリが出ない」と感じていました。それはマッシュエサだけでなく先日のボートのダンゴの底釣りでも同じ。粘らすとアタらないしアタってもアタリが遅い。そう感じていました。

この日の3時からのリスタート。2時間近くエサを打っていないので少しボソの残った硬めのエサで打ち出しました。するとすぐにアタリ出し一時入れパクに。コンスタントに釣れたこの日でも突出した時間帯になりました。そしてそのエサを打ち切って新たに作り直したら失敗してネバエサに。するとあら不思議、アタらなくなりました。全然ではないのですがアタリが遠い。マッシュはネバになっちゃうとボソに戻せないので仕方なく軟らかく(夕方風が止んだのでかなり軟らかいエサが打てる状況)したら再びアタリ出しました。このエサはさっきまでは打てなかった軟らかさ。

自分はここ数年マッシュのタッチは「ポクッ」としたものが好き。なかなか毎回同じように出来ないのですがこの日の釣りは「自分の感覚は正しい」の証明になりました。昔からネバペトのエサは嫌い。ウキの動きが少なくなるから。アタれば食ってくる確立は高いんですが自分はアタリ数優先。ウキが動かない釣りは苦手なんです。方針を定めてもう少し研究したいと思います。

 

自分が「無理だ」と見切った元箱根。なんと自分が移動してからすぐにへらが入って来てみんな釣れ出したとのこと。途中でわざわざ呼びに来てくれました。優しい心遣いありがとうございます(恥ずかしくて戻れませんけどグラサン)数も大型も出たようで特にヨンナナや尺半は羨ましい限り。それにしてもあんな状況で後から入ってくるとはびっくり今回の見切りは若干の失敗でした(実際大型釣ってないのは自分だけ。肩から先にも問題はありそうてへぺろ

 

余談ですがここ数ヶ月の体の不調の原因がわかりました。土曜日に釣りしながら石井さんに相談したら「おまえ、それ蓄膿症じゃねーのか?」と。

「蓄膿症」

聞き慣れた病名ですが実際どんな症状が出るのか全然知りません。日曜日にネットで調べたら書いてあることがほぼ合致。発症の引き金になったのはインフルエンザ。ウィルス性の病気に掛かりそのウィルスが原因で鼻腔に炎症を起こしそれが副鼻腔に広がったものが副鼻腔炎(蓄膿症)頭痛やだるさ、嗅覚障害(現在においがしません)鼻水、鼻づまり。全部当て嵌まっちゃいます。頭痛、鼻水、鼻づまりは花粉症だと思っていました。仕事(と釣りチョキ)が忙しくて病院に行く暇がないので(このへんがダメダメなんですが)とりあえず市販薬で。「チクナイン」は紅麹で問題起こした小林製薬製。背に腹は変えられず日曜日から服用開始。なんと翌日には頭痛とだるさ、鼻の奥の痛みが無くなりました。今までの苦しみが何だったんだって感じ。ちゃんと2週間分飲み切れば全快しそう。

石井さんにはひたすら感謝。不健康の塊のような人だから何でも良く知ってる。体の不調はこれから石井さんに相談することにしようOK

今回のお礼にもう1回一緒に芦ノ湖に付き合って今度はわざと負けてやるかグラサン普通にやると釣っちゃうから15号位のハリで底釣りやれば釣果半分以下になるだろうニヤリそこで「釣れねーえーん」って横で嘆げきまくれば絶対超ご機嫌だからてへぺろ1回くらいはサービスしてやっちゃおう(まるでキャバ嬢だな。見返りは求めてないけど)これやると帰りの車中での自慢話が長くて辛いんだけど...まあいいか。めったにないからねウインク乞うご期待チョキ