3月10日(日) 一昨日に続いて亀山湖に行って来ました。

 

金曜日は朝雪が降る悪条件でしたが結果は15枚と爆釣。桟橋は2人だけと条件としては最高に近かった。そして自分が想像していた以上に今年の桟橋周辺の状況は良かった。

情報も出したので厳しいのは承知ですが2日後の日曜日にリトライしてきました(金曜日の朝に「今日釣れたら日曜日にまた来ます」と社長にも約束してたっけてへぺろ

 

日曜日の天気予報は朝氷点下の冷え込み。「本当ですか?」もう3月半ばなのにそれじゃ金曜日より寒いということ!?救いは晴れること。太陽の力に感謝することになるでしょう。

 

ゆっくり行きたいところですがあんまり余裕かましてると入るところがなくなったりする(笑)なので一応早めに行きます。てへぺろ

 

そして5時に亀山湖着。さすが日曜日。車はすでにいっぱい止まってます。まだ真っ暗ですが桟橋に降りてボートキープへ。

しかしこの段階で8つキープされていて自分が9人目びっくりとりあえず12フィートボートが空いていたのでそこをキープ。内側は4艇全部埋まっている。釣れたのかな?

 

松下さんで受付をして理由が判明。前日は外側不調。内側が6枚でトップ(後で聞いたら知ってる人でした。おめでとうございます)そして12フィートボートポイントは全滅ガーンと社長が教えてくれました。「通りで良いところが空いているわけだ笑い泣き」これもラッキーといえばラッキーだな。

この日は調査が第一目的。なので1枚釣れれば良いと考えていたのでポイント的にはGood。

 

朝はマイナス2℃。寒くってやる気が出ませんがこれだけ混んでると後から言ってガタガタやると嫌われる(最終的に桟橋は11人。釣堀状態爆  笑)寒くて嫌々だけど(笑)6時30分に準備開始。

 

ボートの間隔が狭いのでまた7尺。8尺は天々しか出来なそうで9尺は振れない。寒いけど朝は無風。天々で打ち始めます。

 

打ち始めて1時間。誰も釣りません。もちろんノーさわり。ただ日向で暖かい。日陰の人が「寒くてやってられねー」と散歩に来ます。

 

ここで浮きの下から泡付けが出るのに気が付きます。ウキが立ってしばらくすると「ポツッ、ポツッ」と出て来ます。

「これってへらっぽいよなー。でもウキは全く動かない。違うのかなー!?

 

2時間経過。ここまで泡付けのみ。しかしここで2mmトップの黒帯程の微弱なさわりに気が付きます。ベタ凪だからわかる微かな動き。「気のせいだよ」と言われれば「そうかな」と納得してしまいそうなくらい微かな動き。でもウキがやたら近いので気が付きました。あまりに微かな動きなので正直半信半疑ですがこちらからいろいろ仕掛けてみます。

 

すると通常6節なじみを8節と深なじみさせた時だけ長待ちしていると1節くらいのさわりが出るのがわかります。この段階で初めて「これへらだ」と確信します。

 

しかしさわりから前に進みません。さわりを出させるのが精一杯。「すげー食い渋ってるのか?」と思います。なにやってもダメ。途方にくれます。

 

3時間経過。手も足も出ない状況ですがここで少しだけ流れが付きます。ウキが桟橋の下に入っていくようになります。そして桟橋の下にウキが入るとさわりが大きくなります。

「ここにちょっとだけやる気のあるやつがいる。こいつは釣りたいなー」

桟橋の下に入っていったときにエサの大きさがちょうど良くなるようになじみを調整。その結果1~2節のイケそうなさわりが続けて出るようになります。「もうちょっと」

 

しかしここでミス。さわりよりちょっとだけ強い「ムズッ、ムズッ」という動きを合わせたらスレ。へらが腹から上がって来ます。

死体のように全く動きません(笑)42~3cmのへらでした。

「クウーっ、やっちまった。我慢できなかったえーん」千載一遇のチャンスが消えてなくなります。そしてまたウキは不動に。

 

気を取り直して打っていきますがこのころからダム方向から爆風が吹き出します。強烈な流れでウキが完全に斜めに。これだと全く何もわからない。風が止むのを待つだけの状態に。

 

午後2時過ぎ。エサもなくなってきて「もう止めようかな」と思い出したところで風が止んで流れが止まります。真っ直ぐウキが立つようになったらまたさわりが出だします。「もうワンチャンあるかもしれない」集中します。

 

3時前。アタリませんが毎回さわるようになります。「チャンスだ」

しかしここでまたもや我慢できずに黒帯が入るくらいの小さなアタリを合わせてしまいます。何かがかかった瞬間「しまったガーンまたやっちまった」と思ったんですが今度はへら鮒が口から上がって来ました。「おおーっ、ラッキーチュー

あんなちっちぇーアタリで食ってるんだ。ビックリ。なんちゅう食い渋りだ。

ヨンジュウあると思ったのですが測ったら38cm。地べら化してますがサンパチ。でも釣れた。この事実が何よりもうれしい。お凸必至の状況を救ってくれた1枚です。

 

この後も釣れそうだったんですが3時30分からまた風が吹き出し流れが付きます。

普通なら何とかなる程度の流れなのですがこの日においては無理。終いには花粉で鼻水ズルズル、顔中痒くなって来たので4時に終了します。でも1枚出ましたよ~。

 

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とーちんの仕掛けとエサ
ポイント:桟橋
水 況 :10cm減水
竿     :7尺
釣り方 :1.5mから天々の宙釣り
道糸  :2.5号
針     :上 18号 下 18号
ハリス :上 1.0号 45cm  下 1.0号 65cm
う き    :至道 野釣りスペシャル11号 2mmパイプ
エサ   :マッシュ・600cc マッシュダンゴ・200cc 凄麩・200cc 尺上・40cc 水・700cc 手水で戻してから藻べらで調整      **************************************************************

 

後から聞いたのですが金曜日から日曜日にかけて水温が2℃下がったとのこと。9℃からの2℃は大きい。へらは居るしエサの近くには来るのですがとにかく食わない。少しだけ釣れる様になったのはお昼近くになってから。朝は11人全滅状態でしたし自分が釣ったサンパチも手で持ったら冷たいのでビックリ。表層の水より冷たい、氷のような魚体でした。

 

この日のテーマは「混雑の中、空いている所でも釣れるか?」でした。正直1枚でも釣れれば「俺の勝ち」と思っての釣行でしたが何とか1枚出せました。それ以上にかなり長い時間へらの気配を感じられたので枚数以上に楽しかったです。敵は混雑ではなく流れだとわかった1日でもありました。

 

今まで大の苦手だった桟橋。去年何となく釣り方がわかり少しだけ釣れました。今年は去年より状況が良さそうなので頑張ればいい釣りが出来そうです。あくまで私感ですが。

 

それにしても花粉が酷かった。帰りの運転も大変だったし家に着いてからも大変だった(笑)しばらく厳しいなーショボーンでも止められないんだよなー。大好きですから。この遊びが。