8月1日(日) キングへら鮒会の例会で豊英湖に行って来ました。

 

猛暑の中での8月例会。前日の亀山湖からの連戦で腰痛上がりの自分には試練の例会です。(しかもお凸だったしえーん

 

朝、2時に起きると意外に気分が良く腰も大丈夫。前日早上がりしたおかげか意外なほどすっきりした朝。釣りは体調が釣果を左右すると思っているので「これならイケるかな?」という感じ。

 

5時前に豊英湖に到着。事務所はまだ開いていませんがもうみんな来ています。この日の例会は良く一緒になる第一クラブさんだけ。何日か前の例会報告で本湖が好調だったようでみんな色めき立っています。事前に会長から「暑いのでいつもより早上がりしよう」の申し出があり今回は2時検量に。

 

桟橋に下りると減水に気が付きます。「亀山は増水しているのに豊英は減水?」いつ減水したのかもわかりませんが数日前に本湖が好調だったということは先週に減水したのかも?と思います。だとすると最近好調な上流部で釣果が上がっていないのも納得。何の情報も持っていないので詳細はわかりません。

 

出船前。上流方面はキングの会員ばかりが並びます。上流釣れてるのか?みんな上流好きだからなー(笑)キングで本湖に行くのはやっぱり自分だけ。

いつもは1人、2人しか居ない本湖方面の出船ラインに10人以上が並んでいます。「大盛況だなー(笑)」昨日の釣りで疲れているので面倒くさい釣りをする気がありません。いつも通りエヅケでドボンをやりまったり過ごしたいと思っている自分にとっては想定外の状況。

 

6時出船。混んでいるので一生懸命漕ぐつもりでしたが橋跡のカーブを回ったところでもうくたびれました笑い泣き笑い泣き 腰が怪しいのに必死になって漕ぐことないやと力を抜いて中団で進みます。

 

堀切に来ました。2人が竹藪方面に。2人が堀切に入ります。切り通しに入って行って前を見るとなんと前は1人だけ。「これならエヅケに入れるな」とスローダウン。先頭の人が仲台に入ったのでいつものエヅケのポイントを取れました。後から来た3人がエヅケ対岸、1人が公会堂下に入りました。

 

減水で水際が前に出ており、水中から出ている太めの枝に頭を付けようと思った時です。「セカンドバックが無い」ボート内にあるはずのバックがありません。「積み忘れたか?」思い出せません。無くても出来るかと思いましたがロープ2本と水が有りません。

「無理!」結局暑い中一度桟橋に戻る羽目にえーんえーんえーん

バックは車の中にありましたびっくり 6時30分にバスの人達と一緒に再出船。「みんなにハンデ上げちゃったな」と嘯(うそぶ)くも「なんで朝からこんなにボート漕がなきゃいけないんだあ~えーん」朝の1時間で疲れ切ります。

 

6時45分にポイントに戻った時にはもう汗だく笑い泣き疲れて動きに切れもなくボートを固定するのに30分かかりました。7時30分にやっと釣り開始。3人入ったエヅケ対岸はもうアタっているようですぐに釣り出します。「今はあそこに魚が居るんだ」いつもは水溜りのエヅケ対岸。ちょっと驚きます。

 

 

釣りはいつも通り21尺のドボン。減水しているのに前に出てる分前回より30cm位深い。もじりはなし。魚居るかなー?ちょっと心配。

 

しかしたった15分で初アタリ。油断していたのでビックリ。「もうアタった。これなら大丈夫だ」そして4回目のアタリでファーストフィッシュゲットグー

いい魚だ。昔と比べると全然魚薄くなったけど「腐っても豊英湖」魚影むっちゃ濃いわ。すぐにアタってすぐに釣れる釣りも悪くないな、と昨日オデコの男は思いました。

しかしアタリが続きません。PCムクの黒帯がムズムズやっているのは見えるのですが食いアタリがどれかわかりません。ウキは動くのに大苦戦。

 

3枚目を「何だかわからないアタリ」で釣ったところでウキをグラスムクに変更(ドボンはウキ変更が楽)。すると黒帯半分のアタリが1節入るようになります。

しかしアタリは出るようになったんですが今度はカラがひどい。そしてサイズダウン。魚が小さくなります。「う~ん、アタリは多いけど魚が小さいな。小べらが多いからカラが多いんだ」アタリっきりですが1枚釣るのにかなり苦労します。

 

やっと5枚目を釣ったところで石井さんからTEL。「どうだあ?」「うん、今5枚」「おおー、そうか。まあまあだな」「石井さんは?」「20枚だあよ」

「なぬ、20枚?この時間で20枚?入れパクじゃねーか」「そうだけど魚が小さいだあよ」

「小さいって、小べらが釣れるときじゃなきゃ釣れねーくせにえー それにしても20枚はスゲーなー。みんなも釣れてるんだな。みんな小べら釣りは上手だからな」これじゃあ今日はダメだなと一気にテンションダウン下矢印小べらを21尺でたくさん釣るのは自分には難しすぎる。

 

ウキは良く動くんですがカラがひどくて30分に1枚釣るのがやっと笑い泣き 釣れてくる魚も今一。

う~ん、なんかポイントの性格が変わったな。以前はアタリ少なく枚数も出ませんでしたが釣れてくる魚は地べらの良型でした。しかし去年位から魚影は濃くなり数が出ますが小べらになった。何が変わったんだろう?そして小べらなのに釣りはやたら難しい。入れアタリでも全然釣れません。俺が下手なだけか?

 

10時でやっと10枚。泣けてきます。それにしても食いが渋い。このサイズでですよ。なんで?

カラを10回以上合わせると1枚釣れてきます。魚任せの最低な釣り。エサをいじりますがどうしてもしっくりきません。

仲台に入った人も苦戦。アタリが遠いと嘆きが聞こえます。

 

死ぬほど練り込んでから戻してスーパーダンゴを振り掛け少しのボソを出す作戦(いままではマッハを使ってました)このエサで少しはマシになってきましたが相変わらず激カラ。暑さも相まって脳みそが沸騰してきます。12時にやっと20枚。石井さんは9時前に20枚。今日はどうにもならねーえーん

丸太ん棒の様な鯉。デカいデカい!!いったいお前何喰ってるんだ?

 

12時過ぎ。何やってもしっくりこないのでエサを打ち込んでから腕を組んでエサがなくなるまで見てることにします。ドボンなのでエサ落ちが出ないですが5分くらい待ってやろうの気持ち。

なじんで少しして1節ツン。これはさっきから全く乗らないので見送り。その後またトップが1節返して今度は2節ツン。これも乗らないので見送り。するとしばらく動かなくなります。「もうエサなくなったか?」そう思いましたがまだ切らずに見てました。

すると明らかに「さわり」という動きの後ドカンと全部行っちゃいました。

強烈な引きの黄色いへら。それよりもあんなところまでエサもってるんだ。ハリが小さいからもってないと思ってた。ということは早いアタリは全部スレアタリだ。遅いリズムで釣って行かなきゃいけないんだ。

やっとこの日の釣り方がわかりました。早いアタリは全部ダメ。でもそれらを送って待っていると必ずさわってから(ドボンでもテンション掛けているのでさわりは出ます)ドカンと行きます。かなりスローな釣りですがこれがこの日の正解。最後の30分、入れパク(リズムが遅いですが)で終了。大満足グー

無理だと思った30枚に到達。暑い中、苦闘でしたが満足できる結果。終わってみれば楽しかったチョキ

 

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とーちんの仕掛けとエサ
ポイント:エヅケ
水 況 :70cm減水・澄み
竿     :21尺
釣り方 :底釣り(ドボン)
道糸  :1.5号
針     :上 7→8号 下 7→8号
ハリス :上 0.5号 20cm 下 0.5号 30cm
う き    :クルージャン ボディー18.5cm トップ・PCムク  碧舟 グラスムク
エサ   :夏・100cc 冬・100cc マッハ・100cc 水・150cc スーパーダンゴでボソ出し
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キングへら鮒会 成績

1位 石井     18.2Kg(45枚) 川又くずれ 15尺 底 両ダンゴ

2位 とーちん   12.3Kg(30枚) エヅケ   21尺 ドボン 両ダンゴ

3位 竹本会長    12.2Kg(33枚) 鍵掛橋  14尺 底 両ダンゴ

4位 古橋      10.2Kg(24枚) 川又    15尺 底 両ダンゴ

5位 岸川        6.3Kg      鍵掛橋  15尺 底 両ダンゴ

6位 千田昌     5.6Kg(15枚) 松節    13尺 底 両ダンゴ

7位 千田治      1.6Kg(3枚)  松節   14尺 底  両ダンゴ

8位 矢島       1.3Kg(3枚)  川又   13尺 底

9位 木原(ゲスト)  1.0Kg(5枚)  川又道跡 13尺 底

 

いやー、苦しい苦しい。成績は良かったですが午前中は激カラに悶絶。もう手が無くなり仕方なく「観察」をしたらいい加減待ったところでこの日初めてドボンらしいアタリで釣れる。そしてその後の10枚は思った通りに釣れました。時間がかかるのはこの釣りを普段からやっていないからしょうがない。でも最終的にここまで来れれば上出来です。

 

戸面優勝に続き小べらが釣れるときの石井さんは釣る。「小べら釣りの名人」の称号は与えてもいいんじゃないか、と思います爆  笑

 

みんな釣れていると思っていたら意外に苦戦。どうやら減水でそれほど魚影が濃くない松節方面は魚が移動した様子。千田さん兄弟と矢島さんは大苦戦でした。

それに比べて魚影の濃い大橋方面は少しは残っていたようですがいつもの「小べら入れパク」には程遠かったようです。

 

水が減ってれば本湖が悪いはずはない。そう思って珍しく混み合っている本湖に挑みましたがこの判断は正解。難しかったですが楽しかったです。3時検量だったら石井さんに届いたかなー??

 

何の準備もしていないですが例会では釣果が上がるようになってきました。たまたまなのか?レベルが上がったのか?アプローチの仕方が今に合っているのか?何だかわかりませんが例会を楽しめるようになっています。

 

暑い日が続いています。外国人が目立って増えてきた東京都のコロナ感染者が5000人を超えるのも時間の問題でしょう。ワクチンを打ちたくても予約が全然取れません。この先どうなるのかわかりませんが健康で普通に仕事をしている限りは余計やことは考えず釣りも普通にしていくつもりです。