4月25日(水) 山口県から回って愛媛県にやって来ました。先月も愛媛には来たのですが鹿野川が沈黙状態だったので久しぶりに感じのあった野村でやりました。(結果は凸凸でしたが笑笑)今回はどうでしょう?

 

時期を選べないのがとーちんの出張(出釣?)の辛いところですがこの時期は悪くないはず。気候的にも寒いことはなく水温も上がってます。余程のアクシデントとやるやつがヘボでなければどうにかなるはずです。(去年は完ぺきにやられましたが笑)あれから1年。自分だって少しは成長しました。その成果を見せるべく、楽しみにやって来ました。狙いは尺半上1枚!

 

前日の山口。朝から素晴らしい雨。なにが素晴らしいってその降水量と気温。朝から土砂降りの暖かい雨。「しまったー。明日小野湖でやればバクバク間違いなし。でもこの日の宿は広島がーん 出張前の天気予報ではこんなに降るなんて言ってなかったよ。やられたー。」

仕事を終えて移動途中の広島県も土砂降り。「なあ~んだよ。これなら新成羽川ダムでも旭川ダムでも釣れるんじゃないか?なんてこったー。瀬戸内海渡るのは金掛かるんだよなー。」予想もしなかった天気にがっかりです。「こうなったら四国で絶対に元取らなきゃ(貧乏人の発想笑)」

 

翌朝、目覚めると雨は上がっています。しまなみ海道を通って愛媛に入りまずは鹿野川湖を見て回ります。

 

「うわー、凄い放水!」ゲートフルオープン。恐ろしい勢いで放水しています。「こっちもかなり降ったな。」初めて見るゲートフルオープン。ちょっといいもの見ました。でもこんな放水、釣りにいい訳ない。ちなみにここのダム名は山鳥坂ダム。

 

ダムを超えて本湖を見ると当然の超満水。「なんだ、これ。去年より多いじゃねーか。どういう事?」去年は国体カヌーのための高水位と聞きました。今年の高水位は何?ダムの水位管理の方針が変わったの?

 

ブイ、栗の木、肱川の陸っぱり、農協下、船戸川とすべて見て回りましたが1回ももじりを見れません。「まいったな、また外しだ。」ガッカリです。仕方なく野村ダムに移動します。

沈黙のブイ。上流部は濁りが強い。

 

 

野村ダムに到着。ダムの上から本湖を見ますが気配なし。次に前回やった肱川筋を見に行きます。

 

肱川筋は一段と濁りが強い。しかし四道橋周辺に少ないながら魚の気配を見つけます。「もじりが今一小さいけど他は全くないからここでやってみるか」バス停のスロープ下、階段のところに釣り座を構えます。

16尺で2本の宙で打ってみると意外に流れない。これはいいぞと始めましたがその後川なりのびゅうびゅう風に。あっという間にウキが流されます。底に着けても一緒。しかも底は時々かかります。風は収まる気配がありません。「ここはこれ以上やっても無理だな。」2時間で撤収。

 

移動して車を野村学園下に停めます。車は1台もなし。右のワンドを見に行っても生命感がありません。「これじゃあ竿を出す気になれない。」戻って逆に左に行ってみます。

遊歩道を歩くこと20分。バンガローの下、給水塔らしきものの前に来ると初めていいもじりを見つけます。ど真ん中ですがさっきのポイントと違うのはもじっているのは間違いなく全部へら。しかもここの水はクリアーで嬉しいことに風裏。「いいとこ見つけた。これだけ水が澄んでいたら宙で釣れるはず。かなり歩くけどそんなこと言ってられない。まだ半日もあるんだから。」車に戻って道具を運びます。

 

しかしこれだけの道具を持って20分歩くのがしんどいことしんどいこと。かなり軽量化したんですが...。今日デビューのバッカンは使い勝手がとってもいい。

 

釣りが出来そうなところを見つけて釣り座を構えます。

もじりが沖目なので竿は19尺。1本半の宙を打っていきます。

このクリアーな水!釣りを始めると対岸でもじり炸裂。こっちに来いよー。

 

もじりはずーっとありましたが魚がこちら側に来ることはありませんでした。「こんなせまいところでなぜ?」6時30分までやりましたがノーピク。「ちっくしょう。あんなに居るのにこっち側になぜ来ない?半端な量じゃないぜ。悔しいなー。」

 

結局初日はノーピクオデコ。これからの前途多難を感じさせます。

 

とにかく寒い。山口は暖かかったのに愛媛は寒い。防寒着を1日脱げませんでした。10℃ちょっとしかないんじゃないかな?暖かくなれば何とかなりそうだけど。いやいや、大変そうだ。