2025 Christmas


9歳の息子がなん度も確認してくる。


「ねぇ、サンタって本当にいるの?」


去年まではそんな気配はなかった事。


今年、きたかと思った。


こういう時、どう答えるのが正解なのかは

わからない。


いると思うけど、ママにも真相はわからない。


と伝えた。


納得したのか、その答えを最後に

それ以上は聞いてこなかった。


当日もとても楽しみにしていたし。


でも、これが最後なのかも知れない

と思った。


来年はもっと、ぐっと大人になった君が


Christmasを待っているのかも。


かくいう私も、

母に同じ質問をしたものだ。


私はなんと、小5まで疑いもなく信じていた。


小5の冬休み前の教室で男子が言った、


「サンタって親がやってんだよ。」


耳を疑った。


帰宅後に、母を問い詰めた。


「本当の事知りたい?」


母からサンタの真相を聞いた私は


悲しいとも驚きとも言えない

複雑な入り混じった気持ちだった。


24日の夜、母が聞いてきた。


「今年は、どうする?

いつも通り、枕元に置いておく?」


どう答えたか覚えてない。

25日、朝起きたら、

枕元にプレゼントが置いてあった。


赤のマフラーとお揃いの手袋。

鍵あみのいちごが付いているかわいいやつ。


毎年、知らない白ひげのおじさんから

もらっていたプレゼントもワクワクしたし、

嬉しかった。

会ったこともない私に?世界中のひとりの子どもとして、忘れられていない事が誇らしかった。


真相を知った後の

母からのプレゼントを前に、

私は少し大人になった気がしていた。