祇園祭 前祭、宵々々山と宵々山の夕方に、岩戸山で奉祝歌舞の奉納がありました。


能楽師の林宗一郎さん、篠笛奏者の森田玲(あきら)さんらによる舞踊と演奏、


子供たちによる「童舞〜わらべまい〜こどもカミあそび」が披露されます。


この舞台は十数年前から始まり、毎年の恒例となっています。


篠笛奏者の森田玲さん。


鉾を囲う埒(らち=木の柵)の内側を舞台にして、


子供たちが篠笛・舞・口上を披露。


この日のために子供たちは、1年かけてお稽古をするそうです。


雨が降ったり止んだりで、


足元は濡れてしまい動きづらい状況にも負けず頑張ってくれました。


岩戸山は天照大御神の神話を根源としており、


天岩戸の神話による神楽にも通じています。


宮崎県の高千穂神楽もそのひとつだと思います。


多分、高千穂の方が本家本元?


演目見たさの観客たちで、新町通は通り抜けできない程の大混雑。


私は埒(木の柵)の間にカメラのレンズを入れて、


アングル調整不可能な状態での撮影でした。


来年こそは正面から見たいです。


1ヶ月続いた祇園祭も明日で幕を下ろします。


記録として残したいので、他の話題をはさみながら


祇園祭の記事も投稿していく予定です。