***本日の記事で訪れたのは京都ではなく宇治であることを御承知おき下さい。
京都市民の認識では宇治は京都ではありません。
宇治にお住まいの方たちも宇治市民としてのプライドはお持ちの筈です。
宇治と京都を一緒にされるなんて お嫌でしょう。
京都人も同じことを思っています、です。
だからといって宇治が嫌いな訳ではないのです。
ただただ、一括りにしてほしくないだけなんです。
以上をふまえて、今回の投稿をお楽しみ下さい。


名古屋から京都に遊びに来たお友達のリクエストで、


宇治の源氏物語ミュージアムに行きました。


ドラマ『いいね!光源氏くん』で、この施設の存在を知りました。


『いいね!光源氏くん』は、2020年にシーズン1、


2021年にシーズン2が放送され、人気を博しました。


平安時代の宮中の生活を再現。


京都の風俗博物館にも源氏物語の展示があります。


機会があれば、そちらにもまた足を運んでみて下さい。


奈良時代に中国から伝わった囲碁は、男女問わず好まれていたそうです。


月次公事(つきなみくじ)屏風。右隻6曲。


宮中の年中行事が月ごとに描かれています。


こちらは月次公事屏風の3月と4月。


向かって右側は3月。


曲水流觴(きょくすいりゅうしょう)


曲水の宴のことです。


小川に盃を流して詩歌を詠んでいます。


左側は4月。孟夏旬(もうかのしゅん)


天皇が紫宸殿で政を聞く儀式のこと。


4月1日に孟夏旬、11月1日に孟冬旬が行なわれました。


約20分間の短編映画『ネコが光源氏に恋をした』の上映もありました。


ベタな内容ですが面白かったです。


他には『源氏香(げんじこう)』という、


5種類のお香の組み合わせを当てる遊びを体験しました。


『源氏香図』と呼ばれる縦横の線を組み合わせた図で、お香の種類を示しています。


『源氏香図』には源氏物語54帖のうち、


桐壺と夢浮橋を覗いた52帖の名前が付いていました。


この日、お友達は午前中に三室戸寺にお参りをしたそうです。


午後から私と落ち合ってランチをした後、ミュージアムに行きました。


そして夕方ようやく京都に来てくれました。


次回に続きます。