2月3日(土) 松尾大社の節分祭の様子です。


松尾大社では毎年、石見神楽の奉納があり、


島根の種神楽保存会の皆さんが、神楽を披露してくれます。


松尾大社の御祭神は大山咋神(おおやまぐいのかみ)と


市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。


大山咋は須佐之男(スサノオ)命の孫にあたり、


出雲大社の御祭神の大国主(おおくにぬし)大神は、その子孫になります。


そういった御縁があって、京都の松尾大社で


島根の石見神楽を見ることができる訳です。


午前中に披露されたのは「大蛇(オロチ)」


石見神楽の代表的な演目です。



神楽は、ゆったりと舞う「六調子」と、テンポの早い「八調子」があり、


こちらの保存会ではスピード感のある「八調子」で舞っています。


シャッタースピードの調整をしながら撮影しました。


「大蛇」は、須佐之男が大蛇に毒酒を飲ませて退治するというストーリーです。



のちに須佐之男の妻となる稲田姫(櫛名田比売・クシナダヒメ)。


大蛇に狙われています。


稲田姫を育てる老夫婦が須佐之男に助けを求めます。


とぐろを巻いた大蛇たち。色とりどりです。


大蛇は次々と首を落とされます。


境内に集まる大勢の人たちから拍手喝采でした。


午後からは「鬼の舞」の奉納と豆まきが開催されました。


その様子は次回投稿します。


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季節の行事、神事の内容を優先して投稿しています。
宮島 厳島神社への旅の記事は遅れますが、
後日必ず紹介します。